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今Apple Storeで買えるモデルは? 「iPhone 16e」発売で更新されたラインアップ全モデルをチェック【2025年3月版】

» 2025年03月07日 17時30分 公開
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 Appleは2月28日に、iPhoneシリーズの新モデル「iPhone 16e」を発売し、それに合わせて一部のモデルの販売を終了したことで、iPhoneのラインアップも様変わりしました。

スマホ iPhone 16 Pro/16 Pro Max(出典:Apple

 ここではApple Storeオンラインで取り扱われているモデルについて、それぞれの概要をおさらいしていきます

井上晃

井上晃

スマートフォンやスマートウォッチ、タブレットを軸に、ICT機器やガジェット類、ITサービス、クリエイティブツールなどを取材。Webメディアや雑誌に、速報やレビュー、コラムなどを寄稿する。Twitter:@kira_e_noway


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iPhone 16 Pro/16 Pro Max

 現行の最上位モデルは変わらず、2024年秋に発売された「iPhone 16 Pro」と「iPhone 16 Pro Max」です。

 それぞれディスプレイサイズは6.3インチと6.9インチで、過去のProシリーズと比べて大画面化したことがトピックです。プロセッサーには「A18 Pro」を搭載しています。

スマホ iPhone 16 Pro/16 Pro Max(出典:Apple

 上位2モデルのメリットのひとつは、背面カメラが望遠を含むトリプルカメラシステムであること。Pro/Pro Maxともに5倍の光学ズームをサポートしており、距離をとってペットや子どもの表情を保ったままの撮影などもしやすいのがポイントです。

 またUSB Type-Cポートがデータ伝送速度が10Gbpsに対応しており、外部機器との接続を快適に行いやすいこともメリットです。

 そのほか、ディスプレイが常時表示に対応していていることや、リフレッシュレート(画面の更新頻度)が120Hzに対応していて画面のスクロールなど滑らかに表示できる点もProシリーズならではの特徴です。

 カメラ関連の機能としては、4K/120fpsのスローモーションが撮れることや、4つのスタジオ品質マイクによって空間オーディオでビデオを撮影できたりすることも見逃せません。

 価格は、iPhone 16 Proが15万9800円〜、iPhone 16 Pro Maxが18万9800円〜です(Apple Storeオンラインでの価格、税込表記、以下同)。

iPhone 16/16 Plus

 スタンダードモデルとなるのが「iPhone 16」と「iPhone 16 Plus」です。ディスプレイサイズはそれぞれ6.1インチと6.7インチなので、Proシリーズとは異なり、こちらのサイズは従来通りです。

スマホ iPhone 16/16 Plus(出典:Apple

 プロセッサーには「A18」を搭載しており、AI機能の「Apple Intelligence」や、AAAタイトルのゲームアプリのプレイにも対応しているなど、性能面に関してはコストパフォーマンスの良さが際立つ世代となりました。

 ハードウェアに関しては、「アクションボタン」や「カメラコントロール」などが追加されたことが特徴。特に、カメラコントロールを使って操作するApple Intelligenceによる画像検索機能「ビジュアルインテリジェンス」もサポートしている点は重要です。

 背面カメラは、メイン+超広角のデュアルカメラを搭載。標準カメラの解像度は4800万画素になり、中央の1200万画素を使うことで擬似的な光学2倍ズームを再現できるのがポイント。2倍望遠撮影を重宝していた過去のProシリーズのユーザーでも、十分満足できるでしょう。

 価格は、iPhone 16が12万4800円〜、iPhone 16 Plusが13万9800円〜です。

iPhone 16e

 2025年2月28日に発売された「iPhone 16e」は、10万円前後の価格帯ではあるものの、iPhone 16よりも若干安価な選択肢として登場しました。

 iPhone 16eの登場に合わせて「iPhone SE(第3世代)」の販売は終了しており、実質的なSEシリーズの後継に相当すると言えます。

スマートフォン iPhone 16e(出典:Apple

 ディスプレイサイズは、iPhone 16と同じ6.1インチ。ただし、 画面上部にノッチがある少し前の世代のデザインになっています。

 充電端子はUSB Type-C(480Mbps)を採用。Qiのワイヤレス充電には対応していますが「MagSafe」には非対応です。

 プロセッサーは「A18」チップを搭載していますが、GPUのコア数はiPhone 16のそれより1つ少ないという差はあります。こちらも「Apple Intelligence」や、AAAタイトルのゲームアプリをサポートしますが、カメラコントロールは搭載されていません。

 背面カメラは、メインカメラのみのシングルカメラ仕様です。ただし、その画素数は4800万画素と高く、センサーの中央部分のみを使用した擬似的な2倍ズームに対応しています。

 価格は9万9800円〜です。

iPhone 15/15 Plus

 ラインアップに残っている前世代モデルは、2023年秋に発売された「iPhone 15」と「iPhone 15 Plus」のみになりました。

 この世代から背面がすりガラスのような質感になったほか、ディスプレイの上部もノッチではなくパンチホール型のインカメラに変わり、UIが連動する「Dynamic Island(ダイナミックアイランド)」が採用されています。

 過去モデルとはいえ、古さは感じにくいと言えるでしょう。

スマホ iPhone 15/15 Plus(出典:Apple

 背面カメラは、メインカメラ(4800万画素)+超広角のデュアルカメラシステムです。充電端子もこの世代ではすでにUSB Type-C(480Mbps)に変わっています。この辺りは、先述のiPhone 16/16 Plusと比べても体験の大きな差はありません。

 ただし、Apple Intelligenceに対応していなかったり、AAAタイトルのゲームアプリがプレイできなかったり、アクションボタンやカメラコントロールといったUIを備えていなかったり――iPhone 16シリーズと比べた際に、いくらかの差がある点は理解しておきたいところ。

 価格は、iPhone 15が11万2800円〜、iPhone 15 Plusが12万4800円〜です。

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