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もうスマホに大金は出したくない? 2025年「春のコスパスマホ」おすすめ5選【2025年5月版】(1/2 ページ)

» 2025年05月08日 06時00分 公開
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 今やスマートフォンはかなり高額なモデルが当たり前に。最上位モデルを諦めて、スタンダードモデルを選択しても、10数万円はするようになってしまいました。

 大手キャリアには返却を前提とした端末購入プログラムがあるのはわかっていても、面倒な機種変更の回数はなるべく抑えたいもの。そんな時には、コストパフォーマンスの高いミッドレンジモデルを一括購入し、長期間使うのも手かもしれません。

スマホ Nothing Phone 3a(出典:Nothing

 ここでは、今季の有力な選択肢となるであろうミッドレンジモデルのスマートフォンを5つピックアップして紹介していきます

井上晃

井上晃

スマートフォンやスマートウォッチ、タブレットを軸に、ICT機器やガジェット類、ITサービス、クリエイティブツールなどを取材。Webメディアや雑誌に、速報やレビュー、コラムなどを寄稿する。Twitter:@kira_e_noway


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iPhone 16e

 「iPhone 16e」は、iPhone SEシリーズに置き変わる形で2025年2月に登場した「e」のつく新廉価モデル。ボディーのベースは「iPhone 14」と同じと思われ、画面サイズは6.1インチに拡大したものの、ノッチ(画面上部の切り込み)が残る世代のデザインと留まっています。

 一方で、従来の消音スイッチだった部分が「アクションボタン」に変わるなど変更もありました。Apple Intelligeceの機能群のひとつである「ビジュアルインテリジェンス」と呼ばれる画像検索機能も、このアクションボタンから使用可能です。

スマホ iPhone 16e(出典:Amazon

 SE時代と比べると、端末の一括価格は上がりましたが、単眼のメインカメラでも画質を落とさない2倍望遠撮影ができること、最小容量が従来の64GBから128GBに増えており長期運用もしやすいこと、バッテリー持ちがSE時代から大幅に伸びたこと――の3点は魅力的です。

 Apple Storeオンラインでの端末価格は、9万9800円(税込、以下同)から。国内シェアの高いiPhoneだからこそ、AirDrop等でのApple機器同士でのデータ共有や、使い方の相談がしやすいことは大きなメリットになるでしょう。

Google Pixel 9a

 「Google Pixel 9a」は、Pixelシリーズにおける廉価モデルである「Pixel A」シリーズの最新機種で、2025年4月に発売されました。

 ここ数世代のモデルにおいてシリーズの象徴的なデザインでもあった背面のカメラバーが廃止されており、フラットな見た目になったことがポイントです

スマホ Google Pixel 9a(出典:Amazon

 プロセッサーには、上位の「Google Pixel 9」と同じ「Google Tensor G4」を搭載しており、撮影者を交代しながら記念撮影を合成する「一緒に写る」機能を筆頭に「オートフレーム」や「イマジネーション」といった最新のAI機能もサポートしています。

 前モデル「Google Pixel 8a」でOSアップデート期間が7年間に延びましたが、「Googel Pixel 9a」でももちろんこれを踏襲。一括購入後の長期運用にも適した端末となっています。

 Googleストアでの一括価格は、最小構成の128GBモデルで7万9900円。256GBモデル(9万4900円)も選択できます。

Galaxy S24 FE

 最新モデルからOSサポート期間が7世代分になったサムスンの「Galaxy S24 FE」にも注目です

 シリーズのブランディングのなかでは「フラグシップエントリーモデル」という位置付けですが、先述の「iPhone 16e」や「Pixel 9a」に横並びする存在だと思うとわかりやすいでしょう。

スマホ Galaxy S24 FE(出典:Amazon

 さまざまなAI機能が充実しており、特に通話中の音声をリアルタイムに機械音声で翻訳してもらえる「リアルタイム通訳」が使えることがユニークかつ秀逸なポイント。旅行やビジネスシーンで不慣れな外国語での通話をせざるを得ない機会があるならば、本モデルは頼れる存在になるでしょう。

 最小構成は128GBで、公式のSamsungオンラインショップでの価格は7万9800円。Google Pixel 9aと同じ価格帯です。

 本モデルはこの価格帯でありながらも、背面カメラが5000万画素(広角)+800万画素(望遠)+1200万画素(超広角)という3眼構成になっているのも見逃せないポイント。競合他社の主力コスパモデルと比べて、カメラのハード構成はリッチに感じます。

AQUOS sense9

 ミッドレンジスマホの定番の選択肢といえば、シャープの「AQUOS sense」シリーズも健在。2024年11月に発売された最新のナンバリングは「9」であり、senseシリーズでは初となる「Pro IGZO OLEDディスプレイ」を搭載。上位モデルさながらのリフレッシュレート(1〜240Hz)や輝度(全白輝度1500ニト、ピーク輝度2000ニト)を実現したことがポイントです

スマホ AQUOS sense9(出典:Amazon

 そのほか、背面カメラのメインカメラ(5030万画素)では1/1.55インチの大型センサーを搭載していること、内蔵スピーカーがステレオスピーカーになり、コンテンツ視聴をより楽しみやすくなっていることなどにも注目しておきましょう。

 シャープ公式ストアでの価格は6万940円からです。

Nothing Phone 3a

 2025年4月に発売された新モデルであるNothing Technologyの「Noting Phone(3a)」も面白い選択肢です。

 同社は、もともとOPPOが設立した「OnePlus」の創業メンバーだったカール・ペイ氏が立ち上げたスタートアップ企業であり、「Noting Phone(3a)」は、2022年に発売された初代モデルから数えて、3代目のナンバリングを冠したミッドレンジモデルとなります。

スマホ Nothing Phone 3a(出典:Amazon

 知名度はまだ限定的ではあるものの、2024年に発売された「Nothing Phone (2a)」はおサイフケータイに対応を果たすなど、ガジェットに詳しいユーザー層からの評判は良好でした。

 そして、今回の「Nothing Phone (3a)」からは楽天モバイルでの取り扱いも開始されています。

 機能面では、端末右側面に配置された「Essential Key」の操作で「Essential Space」というメモ用画面を起動できるのがユニーク。記録した情報をAIが整理してくれるので、メモ魔な人にはうれしい機能になるかもしれません。

 Nothing日本の公式サイトでの販売価格は、5万9800円。万人ウケする選択肢ではないでしょうが、コストパフォーマンスも悪くないので、新しい端末を試したい人ならありかもしれません。

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