夏の強い日差しは、暑さだけでなく紫外線も気になります。徹底した紫外線対策には、UVカット機能のあるウェアを着用するのが効果的です。
ここでは、紫外線が気になる人におすすめしたいワークマンの「レディースクールUVサンシェードパーカー」(以下、サンシェードパーカー)を紹介します。顔の大部分を覆うことができ、“完全防備”に近い形になるパーカーです。実際に着てみて正直にレビューするので、ぜひ参考にしてください。
川崎 さちえ
フリマアプリ・ネットオークションの専門家。2004年、夫が子育てのために会社を辞めたのをきっかけにヤフオク!(当時はヤフー!オークション)を始める。経験を積みながら独自のノウハウを構築。2014年にフリマアプリをスタート。NHK「あさイチ」をはじめとした多数の情報番組に出演し、経験に基づいた実践型のフリマアプリやオークションの魅力を伝えている。また節約や時短が大好きで、安くて便利なアイテムに興味あり。よく利用するのはダイソー。
ワークマンのサンシェードパーカーは、UPF50+のUVカット機能を備えたパーカーです。
フードには帽子のようなツバが付いているため、フードをかぶると顔に影ができます。日差しがまぶしいときに、帽子の代わりとしても活用できます。
また、口元を覆えるのも大きな特徴。ファスナーを上まで上げると、鼻の部分まで覆うマスクのような形になります。
ファスナーの金具が口や鼻に当たって邪魔にならないか心配になるかもしれませんが、金具を収納する場所があるため、その点も安心です。
ファスナーはフードをかぶらなくても上まで上げられますが、そうするとマスクの形が整わないため、マスクを使う際はフードと同時に使用する必要がありそうです。
また、ファスナーを上まで上げた状態ではフードをかぶりにくいため、フードをかぶってからファスナーを上げるのがスムーズです。
マスクで顔を覆うことにより、露出するのは目の部分だけになります。サングラスを着用すれば顔はほとんど見えず、紫外線から顔を守ることが可能です。
一方で、マスクをした状態だとやはり息苦しさはあります。筆者が午後のウォーキングで着用した際は、暑さも相まって苦しく感じました。運動時には、マスクをしない方が良いかもしれません。もしマスクを使用するならば、あまり体を動かさないシーン、例えばスポーツ観戦などには最適ではないかと思います。
サンシェードパーカーには、接触冷感機能もあります。そのため、袖に手を通した瞬間にはひんやり感があります。ただ、やはり屋外に出るとすぐに暑くなってしまいました。内側に熱や湿気がこもってしまうようです。
通気性が悪いわけではありませんが、Tシャツの上から羽織るというよりは、Tシャツなどを着ずにインナーの上に直接着用した方が良いかもしれません。
サンシェードパーカーは、手の甲の日焼け対策もできるようになっています。
サムホールがあるため、しっかりと手の甲を覆うことができます。サムホールがあれば、ウォーキング中に手を動かしても袖がずれる心配もありません。ただ指先は露出するため、日焼け止めを塗るなどの対策が必要です。
サンシェードパーカーは、接触冷感やUVカットなど夏にうれしい機能が備わっていますが、フードをかぶってマスクをするのであれば、秋口の方が快適に着やすいのではないかと感じました。やはりマスクをすると息苦しさがあり、熱がこもりやすいためです。
秋口でも紫外線は強いため、アウトドアやお出かけの際に活躍しそうです。
サンシェードパーカーは1900円(税込み)で、カラーはオフホワイト、セージ、ブラック、ピンク、ブルー、グレー、オレンジ(筆者購入)があります。サイズはM〜LLを展開。身長160cmの筆者はLサイズを着用しています。丈が少し長く感じますが、肩幅や袖丈は問題ありませんでした。
ウォーキングを日課とする筆者としては、冬バージョンも発売されることを期待しています。冬は顔が冷えるため、フードやマスクが付いているパーカーがあれば、寒さ対策になるでしょう。今後の商品展開に期待したいところです。
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