NTTドコモは7月7日、ドコモショップおよびドコモオンラインショップにて「スマートウォッチ01」「スマートウォッチ02」の販売を開始しました。
ここでは「スマートウォッチ01」「スマートウォッチ02」について3つのポイントをチェックしつつ、選び方のポイントを解説していきます。
井上晃
スマートフォンやスマートウォッチ、タブレットを軸に、ICT機器やガジェット類、ITサービス、クリエイティブツールなどを取材。Webメディアや雑誌に、速報やレビュー、コラムなどを寄稿する。Twitter:@kira_e_noway
「スマートウォッチ01」と「スマートウォッチ02」はそれぞれ形状が大きく異なります。
「スマートウォッチ01」は、1.83インチの正方形に近いディスプレイを搭載した典型的な“スマートウォッチ”を思わせる外観をしています。サイズは、約49(縦)×36(横)×11(厚さ)mmです。
「スマートウォッチ02」は、1.45インチの縦に細長いディスプレイを備えており、俗にいう“スマートバンド”型の外観をしています。サイズは、約49.5(縦)×25(横)×11(厚さ)mmです。
1度に表示できる情報量が多い方がよければ画面が大きい01、軽やかな付け心地を重視したり、汗ムレなどを抑えたかったりする場合にはスリムな02を選択するのが良いでしょう。
ちなみに、スマートウォッチ型の01の方が高性能かというとそうでもありません。リフレッシュレートは01・02共に40Hz、解像度は01が203ppi、02が247ppi、ディスプレイ輝度は01が500ニト、02が800ニトです。
微々たる差ではありますが、スマートバンド型の02の方がディスプレイのスペックは優れています。
利用できる機能の差はあまりありません。ペアリングしたスマートフォンからの着信や通知を手首の振動で確認できることや、日々の歩数・心拍数・睡眠の質などを可視化できることが主要な機能となります。
また運動の測定に関しては、100種類以上のスポーツについて計測が可能とされています。
そのほか、一般的にスマートウォッチに期待される基本的な機能は網羅している印象なので、スマートウォッチを初めて使う人の入門機として問題はないでしょう。
仕様上のバッテリー駆動時間は、01・02ともに3〜5日間で、必要十分といったところ。防塵・防水性能もともにIP68と充実しています。
ちなみに、01・02ともに、ウォッチ単体でのモバイル通信機能には対応しておらず「ワンナンバーサービス」は利用できません。
公式サイトを見ると「スマートウォッチ01」「スマートウォッチ02」は、フューチャーモデル製であることが確認できます。
ガジェットに詳しい人ならば、ひょっとすると知っているかもしれませんが、過去に小型携帯電話の「NichePhone」シリーズなどを手掛けたメーカーです。
デバイスに関する問い合わせ先は、同社のサポートセンターになっています。
ドコモオンラインショップの製品ページから、メーカーが公開している丁寧な取り扱い説明書も確認できるので、より詳細な機能を確認したい場合には参照してみるとよさそうです。
ちなみに、NTTドコモでは、GalaxyやPixel、Fitbitなどのスマートウォッチも取り扱っています。
既にスマートウォッチを使ったことがある人や、ハイエンドのスマートフォンを活用している人は、こうしたブランドの上位モデルを組み合わせた方が満足度は高くなるでしょう。
一方で「なるべく予算を抑えつつ初めてのスマートウォッチを使ってみたい」という場合には、今回の「スマートウォッチ01」「スマートウォッチ02」も視野に入れてみると良いかもしれません。
価格は2モデルともに6980円(税込)。信頼できる取り扱い元のちゃんと使えるスマートウォッチが、この価格で買えるのは悪くないと思います。
両機ともにiPhone・Androidに対応していますが、対応機種については、公式サイトに具体的な表記があるので、購入前に確認しておくのをおすすめします。
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