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【車中泊】ポータブル電源「EcoFlow DELTA 3 Plus」を徹底レビュー 冬の車中泊で使ってみた(1/4 ページ)

» 2025年12月18日 13時51分 公開
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 筆者は車中泊に「ポータブル電源」を必ず持参しています。車中泊では電気製品をよく使用することもあり、ポータブル電源無しでの車中泊は考えられないほどです。

 最近では、ある程度容量が多く、安心して使えるメーカーの製品を厳選して使用するようにしています。そんな筆者がおすすめするポータブル電源メーカーの一つが、「EcoFlow(エコフロー)」です。

フォト EcoFlow DELTA 3 Plusがかなり便利です(筆者撮影)

 EcoFlowは、ポータブル電源初心者でも購入しやすい小容量で安価なモデルから、大容量&高出力の高価格モデルまで、豊富な種類のポータブル電源を販売しています。

 今回の記事では、人気のポータブル電源メーカー・EcoFlowから、「DELTA 3 Plus(デルタ3プラス)」をご紹介します。

 バッテリー容量は1024Wh、定格出力は1500Wと、1〜2泊程度の車中泊にぴったり。暖房器具を使用する冬の車中泊はもちろん、キャンプや防災アイテムにも最適なポータブル電源です。

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haru.

フリーランスライター・編集者。車中泊・バンライフ・キャンピングカー関連、生活・料理関連の記事を複数メディアで執筆中。夫婦でDIYしたバンで「休日バンライフ」として日常的に車中泊をしています。車中泊では車内でパソコン仕事をする他、料理・読書・ゲームをして楽しむ、完全なる「インドア派」。インテリア・ガジェット・ゲームも大好き。


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EcoFlowのポータブル電源「DELTA 3 Plus」

 今回ご紹介するDELTA 3 Plusは、ポータブル電源やソーラーパネル、オルタネーターチャージャー(走行充電器)などを販売するメーカー・EcoFlowのポータブル電源です。バッテリーは容量1024Wh、定格出力は1500W(瞬間最大3000W)となっており、私たちが普段使用している家電の多くに対応しています。

 さらに、「X-Boost機能」を使用することで、最大2000Wの家電も使用することが可能です。

フォト EcoFlow DELTA 3 Plus(出典:Amazon

 バッテリー容量が大容量なので、1〜2泊の車中泊に最適。電気毛布などの暖房器具も快適に使用できるので、冬の車中泊にもおすすめです。

 さらに、容量がもっと欲しい方には「DELTA3 専用エクストラバッテリー(1024Wh)」との合わせ使いもできます。

フォト EcoFlow DELTA3 専用エクストラバッテリー(1024Wh)(出典:Amazon

 DELTA3専用エクストラバッテリーを使用すれば、容量を2048Whに拡張可能。車中泊やキャンプなど、アウトドアシーンで活躍するのはもちろん、防災や節電アイテムとしてもおすすめです。

フォト 持ち運べるサイズ感(筆者撮影)

 サイズは、約20.0(幅)×28.4(高さ)×39.8(奥行)cm、重さは約12.5kg。大人の男性なら、持ち運びができるサイズと重さ。本体には持ち運びに便利なハンドルも付いているので、上記の写真のようにハンドル部分を持って、安定した持ち運びが可能です。

 通常価格は14万9600円(税込、以下同)ですが、現在公式サイトでは年末年始セールを開催しており、6万7320円で購入可能となっています(2025年12月18日時点)。

最短56分でフル充電できる 充電方法も豊富

 DELTA 3 Plusは、EcoFlow独自の「X-Stream機能」と、1500WのAC入力を使用することで、約40分で約80%、最短56分ほどでフル充電が可能です。急速充電に対応しているため、車中泊に出かける直前や計画停電前などでも、短時間で充電が完了します。

 また、高耐久のリン酸鉄リチウムイオンバッテリーを採用しているので、急速充電によるバッテリー劣化の心配もありません。10年間という長寿命を実現しているので、安心して長く使い続けることができます。

フォト EcoFlow 600W Alternator Charger(出典:Amazon

 本体への充電は、AC充電ソーラー充電、そして同社製の「EcoFlow Alternator Charger(オルタネーターチャージャー)」での充電に対応しています。

 オルタネーターチャージャーがあれば、車の走行中に充電ができるため、時間の節約もできます。上記のオルタネーターチャージャーは、あらかじめ車内に設置が必要です。少し手間はかかりますが、設置すればポータブル電源への充電の手間が減り、電気使用へのハードルがグンと下がります。

 車中泊を頻繁にする方、長期旅が多い方は検討の余地ありでしょう。ACとソーラー充電、オルタネーターチャージャーとソーラー充電を併用したハイブリッド充電にも対応しています。

操作簡単! スマホアプリからの遠隔制御も

 DELTA 3 Plusの本体正面にある液晶画面から、電池残量や使用状況などを確認可能。電源のオン/オフもボタン一つで完結し、操作に難しさを感じることはありません。

 出力ポートも見やすく使いやすい位置に配置されており、感覚的に使うことができます。

フォト 操作簡単(筆者撮影)

 また、DELTA 3 Plusはアプリからの遠隔操作にも対応しています。アプリを使用することで、いつでも手元のスマートフォンなどでバッテリー状態や電力使用量を確認でき、電気製品のリモート制御もできます。

 離れた場所からもポータブル電源の状態の確認や操作ができるので、食事中や就寝時も本体まで移動する必要がなく、とても便利です。

DELTA 3 Plusを車中泊で使ってみた

 さっそく、冬の車中泊時にDELTA 3 Plusを使ってみました。

 液晶画面が見やすく、電源ボタンや出力ポートなどが使いやすい位置に配置されているので、パッと見て感覚的に操作ができました。

 筆者が日頃からポータブル電源を使い慣れているということもありますが、ストレスを感じることなく使うことができたのは、かなりポイントが高いです。

フォト ストレスなく使うことができた(筆者撮影)

 また定格出力が1500Wあり、出力ポートが全部で13個(AC・DC・USB Type-A・USB Type-C、シガーソケットを含む)もあるので、パソコンやスマホの充電、電気毛布、ポータブル冷蔵庫など、さまざまな電気製品を同時に使用可能。とても便利だと感じました。

 本体は静音設計のため、使用時の音もとても静か。EcoFlow独自の「X-Quiet技術」を搭載しており、出力600W未満の動作時なら、30dBの超静音動作が可能です。環境音と同レベルの動作音のため、夜間に車内で使用していても特に音は気になりませんでした。

 バッテリー容量も1024Whあるため、1泊ならまったく問題無し。今回の車中泊では、夜間の電気毛布やスマホ・パソコンの充電、電気ケトルを1回使用しましたが、容量が尽きることなく、バッテリー残量に余裕のある状態で帰宅することができました。

 DELTA 3 Plusは、1〜2泊の車中泊に最適なポータブル電源と言えそうです。

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