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大画面×3Dが気軽に楽しめる 最新ARグラス「XREAL 1S」があれば、重いノートパソコンを持ち歩かなくて済むかも?(1/2 ページ)

» 2026年01月20日 18時00分 公開
[太田百合子Fav-Log]
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 「XREAL 1S」は、数多くのARグラスを手掛けるXREALの最新モデル。上下左右の首の動きや傾きを認識できる3DoFという機能をサポートしていて、公式ストアでの価格は6万7980円(税込)です。

 USB Type-Cケーブルでスマートフォンやパソコンとつなげると、目の前にスクリーンが現れて、デバイス内のコンテンツを表示できます。ARグラスというより、メガネのようにかけられるディスプレイだと考えた方が分かりやすいかもしれません。

写真 「XREAL 1S」はブルーのカラーを採用

太田百合子/テックライター

太田百合子

インターネット黎明期よりWebディレクションやインターネット関連のフリーペーパー、情報誌の立ち上げに携わる。以降パソコン、携帯電話、スマートフォンからウェアラブルデバイス、IoT機器まで、身近なデジタルガジェットと、それらを通じて利用できるさまざまなサービス、アプリケーション、および関連ビジネスを中心に取材・執筆活動を続けている。

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「XREAL 1S」とは?

 使い方は、ディスプレイと同じようにつなぐだけ。左右にそれぞれ1920×1200ピクセルの高精細なソニー製のマイクロOLED HDディスプレイが搭載されていて、表示できるスクリーンの大きさは最大500インチ、距離は最大10mまで設定が可能です。

 筆者は普段、自宅でノートパソコンを34インチのワイドディスプレイにつなぎ、デスク越しに約70cmの距離で使用しているのですが、実際の体感としてはそれと同じくらいか、もうひとまわりほど大きいサイズといったところでしょうか。

 視野角は52度で、リフレッシュレートは120Hzをサポート。明るさを示すピーク輝度は700ニトで、スクリーン背景の透過度、つまりサングラスの透け具合を3段階で調整できます。

 暗くすればスクリーンがよりはっきり見えますが、周囲が明るい状態でも十分に見やすいです。高精細なので、サイズや距離を適切に調整すれば、細かな文字も問題なく読めます

 ただし視力を補正する機能はなく、またARグラスを利用する際はメガネがかけられないので、目の悪い人はコンタクトレンズを使用するか、別売りされている度付きのインサートレンズで、視力を補正する必要があります。

写真 インサートレンズなどオプションの取り付けも可能

大画面ディスプレイを気軽に持ち歩ける

 外出先で大きなディスプレイを使いたいと思っても、34インチはさすがに持ち歩けません。「XREAL 1S」なら重さ約82g(ノーズパッドを除く)と軽量、かつコンパクトなので、大画面を気軽に持ち歩けます。自宅と同じようにノートパソコンのサブディスプレイとして使えるほか、スマホとの組み合わせでPCライクな作業環境を構築することも可能です。

写真 スマホにつなぐだけで、映像が大画面で楽しめます
写真 専用のケースに入れて気軽に持ち歩けます

 例えば、筆者の使用するスマホ「Galaxy S 25 Ultra」には、ディスプレイ接続時にスマホをパソコンのように操作できる「Samsung DeX」というモードが用意されています。スマホにBluetoothキーボードを接続すれば、「XREAL 1S」とあわせてミニマムな作業環境が完成。これなら重いノートパソコンを持ち歩く頻度を減らせるかもしれません。

写真 スマホと折りたたみキーボードでパソコンのように仕事ができる

 もちろん、スマホとつないで映画やゲームを楽しむといった使い方もあり、スマホはUSB Type-Cで映像出力ができるiPhoneとAndroidで利用できます。

 サウンドは、テンプルに内蔵されたスピーカーから聞こえる仕組みで、音響の監修はBOSEが担当しています。ボリュームによっては音漏れしますが、大画面とともに臨場感のあるサウンドが楽しめるのも「XREAL 1S」の魅力のひとつです。

写真 BOSE監修のスピーカーが内蔵されています

 さらに3DoF対応のメリットとして、スクリーンは「固定」と「追跡」の2つのモードを切り替え可能。右側のテンプル下にある赤いボタンで操作でき、「固定」を選ぶと自分が動いても、スクリーンは空間に固定されたままです。

 逆に「追跡」を選ぶと、自分が目線を向けた方向にディスプレイが追従し、寝そべるなどラクな姿勢でも映像が楽しめます。このほか、映画をじっくり見るのに適した「ワイドスクリーン」モードも用意されています。

写真 テンプルのボタンを使って切り替え、設定などを操作できる

 「XREAL 1S」が特にユニークなのは、2Dのコンテンツを3D化して表示する機能を備えていることです。これは内蔵する独自の映像処理チップを使ってAIが奥行きを推測し、3D化してくれるというもの。写真や映像はもちろん、スマホのホーム画面まで立体的になり、例えばホーム画面に重なる通知表示は、ちゃんと手前に浮かんでいるように見えます。2Dのゲームを、3Dゲームのように楽しめるのも面白いです。

 中でも筆者が特に楽しいと思ったのは、スポーツ動画の視聴。3D化で映像に奥行きが感じられると臨場感が増し、スピーカーからのサウンドとも相まって、まるでスタジアムで現地観戦しているかのような感覚が味わえました。

 なお、本体には交換用のノーズパッドが同梱されていて、フィット感を微調整できます。きちんと調整しておけば2時間程度連続で視聴しても、鼻や耳が痛くなることはありません。ただし夢中になって見ていると、いつの間にかスマホのバッテリーが残りわずかということがあるので、その点には注意が必要です。

バッテリー兼ハブ、Switch 2もつなげる「XREAL Neo」も同時発売

 スマホの端子は1つなので、ワイヤレス充電を除き、「XREAL 1S」をつなぎながら同時に充電することはできません。そこで「XREAL Neo」という製品も同時にリリースされています。

 1万mAhの大容量モバイルバッテリーと、ARグラス用の映像出力ハブを兼ね備えた製品で、映像を出力しながらスマホの充電が可能。ワイヤレス充電の機能はありませんが、マグネットでiPhoneのMagSafeなどに固定ができ、スタンドにもなります。

 また、直接ケーブルをつなぐだけでは映像を出力できない「Nintendo Switch/Switch 2」も、「XREAL Neo」を使えば「XREAL 1S」でプレイが楽しめます。

写真 モバイルバッテリーとハブの機能を備える「XREAL Neo」
写真 充電しながら映像を出力でき、スタンドも付いています

 「XREAL Neo」の価格は1万4580円ですが、「XREAL 1S」と一緒に買うと、合計金額が割引価格の7万6560円になるセット販売も実施中です。

 3DoFをサポートし、軽量で高画質かつ3D化も楽しめるなど、作業用のディスプレイとしてはもちろん、スマホで映像を見たり、ゲームをプレイしたりするのにも使いやすい、楽しいARグラスなので、気になる人はぜひチェックしてみてください。

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