「固形燃料ストーブ」おすすめ11選【2021年最新版】ソロや登山に便利な超軽量コンロ、メスティンにもベストマッチ
アウトドアで火を得る方法は幾つかありますが、その中でも「固形燃料ストーブ」は最も軽量でコンパクトな手段。持ち運びに便利で、必要十分な火力を備え、取り扱いも容易。人気のメスティン(飯ごう)の良き相棒にもなります。固形燃料ストーブのチェックポイントやおすすめモデルを紹介!
キャンプなどに欠かせないのが調理のための火。アウトドアで火を得る方法は幾つかありますが、その中でも「固形燃料ストーブ」は最も軽量でコンパクトな手段と言ってよいでしょう。持ち運びに便利で、必要十分な火力を備え、取り扱いも容易。人気のメスティン(飯ごう)の良き相棒にもなります。
ここでは、固形燃料ストーブのチェックポイントやおすすめモデルを紹介します。購入の参考にしてみてください。
固形燃料ストーブ:最も軽くてコンパクトなアウトドア用コンロ!
固形燃料といえば練炭なども含まれますが、ここではアウトドアや調理に使われるコンパクトなものと、そのためのストーブ(コンロ)について紹介していきます。
固形燃料ストーブの最大のメリットは軽量かつコンパクトなこと。固形燃料自体が小さいので、専用のストーブも手のひらサイズのものが多く、軽量な金属製でコンパクトに収納できるものがほとんど。着火するためのライターやマッチは必要ですが、液化ガス缶(OD缶やCB缶)を使ったバーナーと比べて小さくなり、アウトドアで最もコンパクトに調理用の火を得られるのが固形燃料ストーブです。登山・ハイキングやソロキャンプ、自転車・バイクのツーリングなど、少しでも荷物を減らしたいアウトドアアクティビティに向いています。
火力はガスバーナーほどはありませんが、ソロ用としては十分。固形燃料ストーブとメスティンで楽しむ炊飯や調理はソロキャンパーの定番と言えます。必要に応じて複数個の燃料を使えば火力を強めたり、燃焼時間を延ばすこともでき、のんびりと焼肉や鍋なども楽しめます。安価なものなら100円ショップでも購入できる経済性、入手性の高さや、取り扱いの簡単さもポイント。防災用として常備しておくのもよいでしょう。
固形燃料ストーブ:固形燃料の種類
アウトドア用の固形燃料ストーブで利用される固形燃料は、主に2種類があります。
タブレット形固形燃料
「ヘキサミン」を主成分としたもので、錠剤(タブレット)のようにパッケージに封入され、1つずつ取り出してストーブにセットするものです。元祖となったドイツのブランド「エスビット」(Esbit)が有名で、このタイプの代名詞ともなっています。軍用としても採用されるなど、信頼性や保管性が高いのが特徴ですが、煤が多めで、独特な匂いが気になる人もいるかもしれません。アウトドア(屋外)での使用が前提です。
卓上用固形燃料
円形かつ青色でおなじみの、旅館や飲食店の食事でも使われている固形燃料です。メタノールを固めたもので、使用後に燃焼くずを処理しやすいようにアルミカップに入っているものが一般的。タブレット型に比べるとサイズは大きいものの、100円ショップなどでも入手できるのは便利。煤も少なく、手軽に使いやすい固形燃料です。屋内で利用できますが、テーブルの上などで使う場合はコンロの下の高熱対策に注意(旅館などのコンロは下に木製の板を敷いて使っています)。揮発性のため、長期の保管ではやせてくることがあります。
燃焼時間は燃料の重さで変わる
タブレット型、卓上用の固形燃料は、重さが異なる複数の種類が販売されており、重いほうが燃焼時間は長くなります。
「エスビット」の場合、「スタンダード」は1個当たり4gで、火力は28kcal、燃焼時間は約5分ですが、「ミリタリー」は1個当たり14gとなり、火力は98kcal、燃焼時間は約12分となっています。
卓上用固形燃料も20〜25g程度のものが主流ですが、重さ・大きさの異なる複数の種類があります。「25gで約20分」など、燃焼時間などの目安はメーカーのサイトやパッケージなどで説明されていますので、用途に応じたものを選ぶとよいでしょう。
固形燃料ストーブ:どのタイプを選ぶ?
固形燃料ストーブには幾つかのタイプがありますが、基本的にはシンプルでコンパクトです。
折りたたみタイプ
折りたたんだ状態ではフラットな四角形ですが、展開すると鍋などを置けるゴトクになり、中に固形燃料をセットできるタイプ。設置・収納が素早く行え、シンプルながら安定性が高く、メスティンともベストマッチ。エスビットの「ポケットストーブ」が代表的です。
組み立て式パネルタイプ
複数のパネルを多角形に組み立てるタイプ。固形燃料やアルコールストーブのゴトク兼風防として使える上、小型の焚き火台としても使えるなど、マルチに活躍します。収納時の薄さもポイント。
かまどタイプ
かまどタイプは本格的な料理も楽しめます。複数の固形燃料を置いて火力を上げるといったことがしやすく、木炭などを使えるものもあります。
固形燃料ストーブ:おすすめモデルはコレ!
エスビット(Esbit) ポケットストーブ
タブレット形固形燃料の代名詞「エスビット」(Esbit)とストーブのセット。ストーブはエスビットの箱を入れたまま畳むことができ、持ち運びに便利です。中央の四角のくぼみにエスビットをセットしやすくなっていますが、円形の卓上用固形燃料も利用できます。
エスビット(Esbit) ステンレスストーブ CS75S
組み立てると三角形になるパネルタイプのストーブ。中央にエスビットを置くための皿も付属します。卓上用固形燃料やアルコールストーブでの利用も可能です。収納時の薄さも魅力。
エスビット(Esbit) チタニュームストーブ ESSTI115TI
固形燃料をセットする皿と3本のアームによるゴトクというシンプルなストーブ。チタン製で、重量は12gと極めて軽量なのが特徴です。
MiliCamp ポケットストーブ
ポケットストーブ型のストーブですが、かぶせ式のゴトクにより鍋などをより安定させることができます。Amazonで1000円を切るというコスパの高さもポイント。
ロゴス(LOGOS) マイクロステンコンロ
ロゴス(LOGOS)折りたたみ式コンロ。タブレット形固形燃料用の受け皿が付属します。8.6×8.6cmの正方形で、かぶせ式のゴトクにより鍋が安定。持ち運びに便利な収納袋付きです。
MGTRAIL 固形燃料五徳
たたんでコンパクトに収納できるストーブ。75×75mmのスクエア形状で鍋が安定しやすいのが特徴です。アルコールバーナーの風防としても利用できます。
バーゴ(VARGO) チタニウム ヘキサゴンウッドストーブT-415
チタン素材を採用した軽量なアウトドアギアを得意とする米国のブランド「バーゴ」(VARGO)。「ヘキサゴンウッドストーブT-415」は、その名の通りパネルを組み立てると六角形になり、固形燃料やアルコールストーブの風防兼ゴトクとして、小型の焚き火台としても使えます。変色を楽しめるチタンモデルのほか、割安なステンレスモデル「T-423」もあります。
バーゴ(VARGO) チタニウムコンバーターストーブ T-307
アルコールバーナーにも固形燃料の受け皿にもなるバーナーとゴトクで構成。単体での利用もできますが、「ヘキサゴンウッドストーブ」のパネルに引っかける形でセットして使えるようになっています。
ソト(SOTO) ミニ焚き火台 テトラ ST-941
SOTO(SOTO)の人気の焚き火台。パネルを組み立てて使うタイプで、固形燃料ストーブとしても活用できます。8.8×8.8cmの4面タイプ「ST-941」のほか、よりサイズの大きな6面タイプ「ST-942」もラインアップ。
ロゴス(LOGOS) ミニミニKAMADO
ロゴス(LOGOS)のミニかまど。固形燃料のほか、同社のヤシガラ成形炭「ミニラウンドストーブ」も利用可能。付属パネルを焼き網として使うなどして、コンパクトながらもさまざまな料理が楽しめます。
キャプテンスタッグ(CAPTAIN STAG) カマド スマートグリル B6型(UG-43)
キャプテンスタッグ(CAPTAIN STAG)のかまど形グリル。炭受けの高さを3段階に調整でき、固形燃料のほか、薪や木炭などを使って本格的な料理が楽しめます。B6サイズとB5サイズをラインアップ。
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