モンベル「厚手トレッキングパンツ」は自分の“ジャストサイズ”が見つかる! 山でも日常でも使いやすいデザインと機能性
言わずと知れた人気アウトドアブランド「モンベル」。初心者から上級者まで、幅広いユーザーに愛されています。多種多様なトレッキングパンツをラインアップしており、季節や用途、好みに合わせて「これだ!」と思う1本に出会えるのが魅力です。
言わずと知れた人気アウトドアブランド「モンベル」。初心者から上級者まで、幅広いユーザーに愛されています。多種多様なトレッキングパンツをラインアップしており、季節や用途、好みに合わせて「これだ!」と思う1本に出会えるのが魅力です。
今回は、寒い時期の登山におすすめの、モンベルの「厚手トレッキングパンツ」を使用してみた感想を紹介します。モンベルならではのバリエーションの豊富さやコスパの高さに注目です!
おかだあきほ
フリーランスのライター・編集者。元アウトドアショップ店員。富士登山をきっかけにアウトドアにはまり、登山やキャンプ、トレイルランニングなど幅広いアクティビティを一年中楽しんでいます。自身の山体験や、店員時代の接客経験を生かし、リアルで深い内容を発信!リモートワーカーのため、仕事や日常を快適かつ生産的に行うためのガジェット選びも得意です。
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モンベルの厚手トレッキングパンツは購入しやすい価格が魅力
筆者が使っているのは「マウンテン ストライダー パンツ」と呼ばれる、裏地が起毛したタイプの厚手トレッキングパンツ。2023年現在は廃盤になっていますが、さらに機能性がアップデートされた厚手トレッキングパンツが多数販売されています。
どのモデルも9000〜13000円ほどで購入でき、他のブランドの同種パンツと比べてリーズナブルなのがうれしいところ。秋冬用のトレッキングパンツを初めて購入する人にとっても手に取りやすいのです。
実際に筆者も、降雪の可能性がある山に登るために初めて手に入れた厚手トレッキングパンツがマウンテン ストライダー パンツでした。
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モンベル厚手パンツのメリット1:サイズやシルエットの選択肢が豊富
モンベルの厚手トレッキングパンツの魅力は、サイズ展開やシルエット展開が幅広いこと。一般的に、パンツはS/M/Lなど2〜5サイズ程度の展開がほとんど。一方モンベルは、ウェストサイズに加え、股下のサイズも3サイズ(ショート/レギュラー/ロング)から選ぶことができます(※サイズ展開はモデルにより異なります)。
例えば、身長が低いけれどお腹周りは太め、という人は、ウェストサイズをM、股下のサイズをショート(S)にしたM-Sサイズを選ぶのがおすすめ。裾をカットする必要がなく、バランスの整ったシルエットではくことができます。
反対に、身長が高いけれどウェストが細い人は、ウェストサイズをS、股下のサイズをロング(L)にしたS-Lサイズを選べばOK。ウェストに合わせてパンツを選ぶと裾が短くなり、股下の長さに合わせて選ぶとウェストがゆるい、なんてことも防げます。
トレッキングパンツがどうも自分にしっくりこない、という人は、ぜひ一度モンベルのパンツをはいてみてください! ジャストサイズが見つかるかもしれません。
またモンベルでは、ものによってフィット感や裾まわりのシルエットも異なります。フィット感はレギュラーやリラックスなどから、裾まわりはストレートやテーパードなどから選択可能。店頭では表を使ってわかりやすくモデルごとの違いをチェックできるので、自分の好みに合わせた一本を選ぶことができます。
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モンベル厚手パンツのメリット2:暖かく動きやすい
裏起毛タイプの厚手トレッキングパンツは、肌触りが柔らかく温かいのも魅力。肌が弱い筆者は、生地によってはチクチクしてストレスを感じることがあるのですが、モンベルのパンツではそれがありませんでした。さらに表地には防風性の高い生地を使用しているため、冷たい風をパンツの中に通すことが少なく、温かさを保ちます。
筆者がはいているのは、縦と横それぞれに伸びる2WAYストレッチタイプ。画像のようにしなやかに伸びるので、足を上げたり、着替えたりするのがスムーズです。お尻まわりもストレッチ性が高いことで、しゃがんだり座ったりする動作もストレスなく行えています。
モンベル厚手パンツのメリット3:シンプルなデザインで自転車や散歩にも使いやすい
シンプルなデザインのため、登山だけでなく普段使いもしやすいのがうれしいポイントです。前面にはブランドロゴやマークがなく、ヒップポケット部分とウェストベルトの先端、ベルトループにさりげなくプリントされているだけ。ブランド名が隠れることでスポーティー感が減るため、普段使いしやすいのです。
マットな質感で、スポーツウェアにありがちなシャカシャカ音が出にくい素材なのも魅力。アウトドアウェアはもちろん、タウン用のパーカーやシャツ、コートなどとも相性抜群です。
現行モデルも、パンツ前側にロゴがプリントされていないものや、プリントされていてもパンツと同系色で目立ちにくい仕様のものがほとんど。自転車に乗るときや散歩など、日常でも使えるパンツを探している人におすすめです。
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モンベル厚手パンツの気になるところ
購入しやすい価格で、機能的にもデザイン的にも使いやすいモンベルの冬用厚手トレッキングパンツ。あえて気になるところを挙げるとしたら以下の2点でしょうか。
気になるところ1:秋の低山では暑いかも
裏起毛タイプは保温性が高いため、冬の低山ハイキングや少しの積雪がある登山などで活躍します。一方で、秋の低山では暑いと感じることも。天気が良く、風がほとんどない山での日帰り紅葉ハイキング、というような状況ではパンツの中に汗をかく場合もあるため、天気予報や自分の性質(寒がりか暑がりか、など)とよく相談してはくのがおすすめです。
気になるところ2:ヒップポケットがゴワつく
筆者は、ヒップ部分にあしらわれたポケットが気になりました。足をあげたり座ったりするシチュエーションで、ポケットの内側やファスナー部分がお尻に当たり、ゴワついた感覚がややストレスに……。
筆者はヒップポケットに小物を入れる習慣がないため、このポケットは不要かなと思いました。試着してみて気になる人は、ヒップポケットがないタイプか、ファスナーがないモデルを選ぶのがおすすめです。
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