この特集のトップページへ
この回のトップページへ

inetd.confの記述

 inetd.confの記述方法は次の通りだ。「#」で始まる行はコメントとして扱われ,各フィールド間は1つ以上のスペースやタブ文字で区切られる。

フィールド 内容 設定例
第1フィールド サービス名 (/etc/services の中から選択) ftp
第2フィールド ソケットタイプ(stream/dgram) stream
第3フィールド プロトコル(tcp/udp) tcp
第4フィールド wait/nowait(dgramの場合のみ有効) nowait
第5フィールド 実行ユーザー(グループ)権限 root
第6フィールド サーバープログラム in.ftpd
第7フィールド サーバープログラム引数 -l -a

 特定のサービスを使用不能にするには,該当する行をコメントアウトにすればよい(その後,/etc.rc.d/init.d/inetd restartとして再起動する必要もある)。たとえば,telnetサービスを無効にするのは次の通りだ。

telnet stream tcp nowait root /usr/sbin/tcpd in.telnetd
↓
# telnet stream tcp nowait root /usr/sbin/tcpd in.telnetd

 次に挙げるinetd.confはLinuxの一例だ。

リスト
別ウィンドウで見る or 03a.txt

PREV 3/11 NEXT