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USBキーボードを使う

 USB機器を実際に使ってみることにしよう。まずはUSBキーボードだが,これはデバイスドライバさえ読み込まれていれば特に設定する必要なく利用可能だ。

 とはいえ今回の設定(モジュール)では,USBキーボードやUSBマウスのデバイスドライバをモジュールとして組み込んでいるため,insmodコマンドを使って読み込ませることが必要だ。

 USBキーボードやUSBマウスのモジュールは,input.oファイル([Input core support]メニューに相当)とhid.oファイル([USB Human Interface Device (full HID)]メニューに相当)で提供される。そこで,insmodコマンドを使い次のように読み込ませる。

# /sbin/insmod input
# /sbin/insmod hid

 USBキーボードのデバイスドライバは,keybdev.oファイル([Keyboard support]メニューに相当)となっている。次のようにしてkeybdev.oファイルを読み込めばよい。

# /sbin/insmod keybdev

 デバイスドライバを読み込んだ後は,USBキーボードからのUSBプラグを,マシンのジャックに差し込んでみよう。USBキーボードから文字入力ができるはずだ。

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