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Real Serverが利用するポート
 Real System Serverを使ってインターネットに向けて配信するのであれば,前述したようなネットワークセキュリティはとても重要な問題だ。また,NAT機能でルータ下に設置する場合には、静的NATを設定しないと,Real System Serverで配信しているデータが外部に流れず正しく配信できない。

 RealSystem Serverが配信時に用いるポート番号は、以下の通りだ。適切に設定するためには,押さえておこう。

プロトコル ポート番号
RTSP 554(TCP),6970〜6999(UDP)
PNA 7070(TCP),6970〜6999(UDP)
HTTP 8080(TCP)


これらのポート番号は管理ページで自由に変更ができる。上記の数値は標準設定時のものだ。

 前述のようにNAT下公開する場合は,これらのポートに対して静的NATの設定する必要がある。たとえば,連載第7〜8回目の「ADSLによるLinuxサーバ構築」で説明した方法でサーバをADSL回線に設置するのであれば、「●セキュリティを高める」などを参照し,ipfwコマンドを使いこれらのポートを開ける必要がある。

 また,Real System Serverは,上記に示した以外にも管理用やReal Producerとの通信のために次のポートを利用するようになっている。

ポート番号 用途
9090(TCP) Javaによるトラフィック監視ツール
2030(TCP,UDP) RealSystem Receiverとの通信用
11001(TCP,UDP) RealSystem Receiverとの通信用
4040(TCP) RealProducerとの通信用
6970〜32000(UDP) RealProducerとの通信用
5050(TCP) pre-G2エンコーダとの通信用
3030(TCP、UDP) RealProxyとの通信用
7802(TCP) RealProxyとの通信用
7878(TCP) RealProxyとの通信用

 上記のポートは,インターネット側から接続する必要は無いため,閉じておく必要がある。

 サーバの上にパケットフィルタリング機能などをもつルータがある場合は,該当するルータでパケットを破棄する設定をしておくのがよい。もちろん,ipfwコマンドを使ってLinux側でネットワーク接続を拒否するように設定してもよいだろう。

次回予告

 前編の今回は,Real System Server Basicをインストールして,特定容量のRMファイルをストリーミング配信する方法までを解説した。次回はさらに話を進め,Real Producerを使い,RMファイルを作成したり,ビデオキャプチャカードから取り込んだ画像をライブ配信する方法を解説していこう。

[大澤文孝,ITmedia]

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