Exchange 2000徹底解剖
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Exchange 2000製品概要
Exchange 2000ファミリには,3つの製品が存在する。まず,管理者は,導入規模や必要な信頼性に応じ,メッセージングとコラボレーションの基盤としてExchange 2000 ServerまたはExchange 2000 Enterprise Serverのどちらかを選択する。そのうえで,オンラインデータ共有機能やビデオカンファレンシング機能などが必要であれば,さらにExchange 2000 Conferencing Serverを追加導入することになる。
- Exchange 2000 Server
- 小中規模や部門レベルの展開に最適なメッセージングやコラボレーションのプラットフォーム。
- Exchange 2000 Enterprise Server
- 大規模や全社レベルの展開に最適なメッセージングやコラボレーションのプラットフォーム。Exchange 2000 Serverの全機能を包含しつつ,拡張性と信頼性を向上させるために,いくつかの機能が追加されている。
- Exchange 2000 Conferencing Server
- オンラインデータの共有やビデオカンファレンシングの基盤となるプラットフォーム。Windows 2000ドメイン内にExchange 2000 ServerやExchange 2000 Enterprise Serverがあれば,追加導入できる(Exchange 2000 ServerやExchange 2000 Enterprise Serverが存在しないWindows 2000ドメインに追加することはできない)。
Fig.1 Exchange 2000ファミリの製品ラインナップ(図版をクリックすると拡大可能)
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