Exchange 2000徹底解剖
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変貌するExchange 2000
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Exchange 2000では,メッセージルーティングの方法がExchange Server 5.5から改善されている。
Exchange Server 5.5の場合,各Exchange Serverはアドレススペース(宛先情報)と宛先までの総ホップ数を記録したGWART(Gateway Address Routing Table)というテーブルを備えていた。Exchange Server 5.5がリモート宛てのメールを受け取ると,自分が保持しているGWARTを参照し,メールの宛先と一致するアドレススペースを持つコネクタにメッセージを転送する。もしも転送経路上で,あるリンクに障害があったとしても,送信元のExchange Server 5.5は知る由もなく,とにかくメッセージを送信してしまう。そのため,転送経路となるリンクに本当に障害が発生した場合には,障害に気づいてから再度ルーティング処理を実行しなければならず,効率が悪かった。
しかしExchange 2000では,リンクの状態をお互いに報告し合うようになっている。そのため,各Exchange Serverはあらかじめリンクの状態を把握していることになり,無駄なメッセージを送ることが避けられる。
Fig.1-6 Exchange Server 5.5のルーティング
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