Exchange 2000徹底解剖
Exchange 2000 Conferencing Serverが描く次世代コラボレーションの全貌

IMドメインへのログオン名

 本文中で述べたように,IMドメインへのログオンに使用するアカウント名は,「ユーザー名@IMドメイン名」となる。たとえば,ユーザー「Taro」が接続するIMルータが「osaka.nri.co.jp」というサーバーであれば,ログオン名は「Taro@osaka.nri.co.jp」である。

 しかし,もしユーザー「Taro」の電子メールアドレスが「ユーザー名@DNSドメイン名」であるとすると,ユーザー「Taro」は「Taro@nri.co.jp」という電子メールアドレスと「Taro@osaka.nri.co.jp」というインスタントメッセージのログオン名を持つことになり,ユーザーを混乱させてしまうおそれがある。

 一般的に,ユーザーが利用するアドレスは1つであることが望ましい。そこで,DNSサーバーにRVPサービスに対するSRVレコードを追加登録することで,この問題を解決する。具体的には,「osaka」というサーバーのホスト名とIPアドレスをマッピングさせるAレコード(HOSTレコード)と,「osaka」というサーバーでRVPサービスを稼働させていることを表すSRVレコード(SeRVice locationレコード)を,次のようにしてDNSに登録すればよい。これにより,ユーザー「Taro」は電子メールの宛先としても,インスタントメッセージの宛先としても,「Taro@nri.co.jp」というアドレスを使用できるようになる。

osaka      A               x.x.x.x 
_rvp._tcp  SRV  0  100 80  osaka.nri.co.jp
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