次いでマンションタイプが18.8%と続き、その次が最大10Mbpsのファミリータイプで12.7%となっている。なお、ファミリータイプは現在受付を終了している。
さて、Bフレッツは回線だけの提供となるので、利用するには別途プロバイダとも契約する必要がある。Bフレッツユーザーはどのプロバイダを選択しているのだろうか。図3は、Bフレッツと組み合わせて利用できるプロバイダを、光ファイバー接続ユーザー数の多い順にランキングしたものだ。1位は「ぷらら」。Bフレッツのニューファミリー対応コースで月額1500円という料金が受けているようだ。安さという観点で見ると、月額500円の「BB.excite」もあるのだが、こちらは4位という結果になった。
光ファイバー接続サービスには、一戸建てや集合住宅向けのメニューがあり、回線の最大通信速度は10Mbpsから100Mbpsまで幅がある。図4は、光ファイバーユーザーに、利用している回線の最大通信速度を尋ねたものだ。これによると、100M回線を利用している人は全体の74.8%。各事業者の中心的なメニューが100Mbpsであることを裏付ける結果となった。
では、光ファイバー接続は実際にどれくらいの速度が出るのだろうか。図5は、住宅形態別に、利用者の平均実効速度を算出したものだ。マンションなどの集合住宅では建物内で回線を分岐している場合が多いので、速度が大きく低下することを予想していたが、一戸建てより4Mbpsほど遅いという結果となった。
図4 利用している回線の最大通信速度はどのタイプですか? 光ファイバーの代名詞ともなっている100Mbpsが最も多く74.8%を占める
図5 住居形態別の平均実効速度 一戸建ては、21.3Mbpsとさすがに速い。建物内で回線が分岐されるため不利なはずの集合住宅も17Mbpsと健闘している