#006 - FTTH（光ファイバー）	High Speed Access

三井不動産の光ファイバーマンション

三井不動産は、日本初の光ファイバーマンション「東京サウスパークタワー」（東京・五反田）を発売した（すでに完売）。このマンションは、230戸以上ある各住居に光ファイバーを敷設しており、1Mbpsから最大で10Mbpsの高速接続が可能となっている。利用料金は、管理費用に含まれているため明確ではないが、三井不動産側では、約2000円相当と発表している。分譲価格は、8000万円台が中心で、2001年6月の完成を予定している。	1. HUB（ハブ）
	NAからの通信を枝分かれさせ、各室のパソコンへLANケーブルで分配する
	2. プロバイダ
	光ファイバーでプロバイダに中継され、そこからインターネットに接続する
	3. 分配器
	CS放送を同軸ケーブルで、各室へと分配する
	4. NA
	ISDNでいうTAの役割を果たす。ルーター機能も持つ
	5. ONU
	光終端装置。ISDNでいうDSUのような役割だ

通信速度は文句ナシ！
料金も破格に安い

　通信速度に関しては、ほかと比較するのがバカらしくなる。とにかく速い。これで月額5000円なのだから、64Kbpsで毎月NTTに2万円近い電話代を払っている筆者の立場はどうしてくれる！　責任者出てこい！　と行き場のない怒りをぶつけたくなる。ただし、サーバーセンターからユーザー宅には光ファイバー10Mbpsで入ってはいるものの、バックボーンに関しては現在1.5Mbpsという極めて控えめ（？）な設備で運営されている。NTT-ME側では、現在のユーザー数からすれば十分なレベルとの見解だ。ユーザーはサーバーセンターのコンテンツに関しては、10Mbpsを堪能できるが、インターネット上のコンテンツに関しては最大でも1.5Mbpsでの接続になる。まあ、それでも十分高速だが…。NTT-MEではユーザーの増加に合わせて随時増設するとのこと。速度的な不満が出ることはないだろう。

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