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Yahoo! Internet Guide 2001年11月号 2001年10月26日(金)
無線インターネットサービスガイド

現在の主流は無線LAN
次世代携帯電話にも注目

 一口に無線といっても、実はいろいろな方式がある。前述の企業向け専用線などで使われているFWAのほかに、2.4GHzの周波数帯を利用する無線LAN方式があり、スピードネットやファミリーネットジャパン、WIS-netでも使われている現在の主流だ。通信機などは比較的安価だが、電波の届く距離が最大でも数百メートルと短く、遮へい物にも弱いのがネックだ。

 さらに、384K〜最大2Mbpsの通信ができる次世代携帯電話のFOMAやcdma2000 1xなども見逃せないところだ。またデータ通信に関しては常に携帯に一歩先んじてきたPHSも、ここにきて高速化・定額化が進んでいる。

 アナログからISDNへ、そしてADSLへと電話回線を使ったアクセス手段がこの数年で飛躍的に進化したように、無線アクセスはこれからの数年で大きく変わる気配を見せている。しばらくは目が離せない展開が続きそうだ。


工事が簡単
電柱に新たにケーブルを敷設したり、壁や床をはがしての配線など、大がかりな工事が必要ない。また、NTTの電話局を利用しないので、局内工事も不要だ
主な無線インターネットの種類
無線LAN
現在最も普及している無線の規格で、2.4GHzの周波数帯を利用している。スピードネットやファミリーネットジャパンはこの規格を採用している。通信機は安価だが、電波が届く範囲は最大数百メートルで遮へい物に弱い
FWA
20GHz以上の周波数を使い、100Mbps以上の高速通信が最大数キロ先とも可能な技術。ただし、アンテナや通信機は非常に高価。さらに、目的の基地局への見通しが必要だ。都市部では、目的地との間にビルやマンションが新築された場合の対策が課題となっている
次世代携帯電話
携帯電話のモバイル環境も見逃せない。NTTドコモの「FOMA」では384Kbps、KDDIのcdmaOneの後継規格「cdma2000 1x」では2Mbpsの速度が出る。今後は料金の定額化が大きなテーマとなる
PHS
通信速度は低速だが、PHSではすでに一部のサービスが料金の定額化を実現している。ただ、PHSの規格は1チャンネル32Kbpsを基本としており、画期的な高速化は難しい。DDIポケットでは4チャンネルを同時に使う128Kbps化を予定しているが……
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