レジストリをいじくることでさまざまな機能を加えたり余計な機能を削ったりできるわけだが、ウインドウズ標準のレジストリエディタは極めてシンプルな機能しか提供していないため、手動で不要なレジストリの値を探し出すのは非常に厄介だ。そこでこの高機能なレジストリエディタ「Resplendent Registrar」の出番だ。
頻繁にアクセスする部分をブックマークしてお気に入りのように扱えたり、非常に高速な検索と置換機能があるため、目当ての値を一発で探し当てることができる。何世代にもわたるアンドゥ機能もあるので、失敗しても安心して元に戻すことができる。
特筆すべきは、レジストリのデフラグ機能があること。ウインドウズXP、2000、NTのみで動作する機能であり、これを実行するとレジストリ全体の動作速度が上昇するというスグレモノだ。レジストリが最適化されるので、ウインドウズ全体の動作の向上も期待できるのだ!
1. まず念のためにレジストリをバックアップする。「File」→「Backup and Restore」をクリック
2. 左下のカメラのアイコン右の「▼」をクリックして「Backup Registry」を選択。これでバックアップ完了だ
3. 次に「Tools」→「Defragment Registry」をクリックしてデフラグを開始する
4. 「Defragment」をクリックすればデフラグが始まり、ウインドウズが再起動される。起動速度が上昇するので、その効果は確かにあるといえる
画像掲示板を自動的に巡回してネタ画像を収集するタイプのダウンロード支援ソフトなどを常駐させていると、画像がボコスカとハードディスクにたまっていって「ウホッ! いい画像」な気分になれるわけだが、あまりにも多数の画像を調子に乗ってためまくっていると整理するのもひと苦労。とてもではないが、エクスプローラでちまちまとしていてはやってられない。
この危機を脱するための手助けとなるツールが「E-Rename」だ。手順は非常に簡単で、まず「E-Rename」で適当な名前を付け、それに基づいてジャンル別に各フォルダへ分類していくという流れになる。「E-Rename」の最大の特徴は、お気に入りのテキストエディタを使ってファイル名を一括変更できるということ。自分の愛用のエディタの機能がそのままファイル名変更のための機能となるのだ。ありそうでなかっただけに、使ってみると実に強力だ。