レビュー
「いいとこ観」を装備したダブルハイビジョン録画「Wooo」(後編)(1/3 ページ)
前編では、日立製作所「DV-DH1000D」の基本機能とダイジェスト再生機能の「いいとこ観」を紹介した。後編では編集機能とダビング機能を中心に見ていこう。
前回お断りするのを失念していたが、本製品は5月下旬発売予定のため、今回レビューに用いている機材は試作機だ。マニュアルも参考に可能な範囲で正確な情報を記事としてまとめているが、編集機能などの細かい部分には製品版と若干異なる可能性がある点はご了承頂きたい。
チャプタベース、一括部分カットが可能な編集機能
DV-DH1000Dの編集機能は、大きく分けて「チャプタ編集」「チャプタ単位での削除」「部分削除」「番組分割」「プレイリスト」となる。「プレイリスト」以外は「ディスクナビゲーション」画面から編集対象にする番組を選択し、「べんり」ボタンを押して編集画面を呼び出すスタイルだ。
「チャプタ編集」はメニューからは「チャプタ作成」として呼び出すが、もちろんチャプターポイントの追加のほかに削除も可能。チャプターポイントは横長のバーに設定位置が表示されるほか、サムネイルでも確認できる。また、コマ送りやスロー再生、早見/早戻し再生、チャプター間移動など、通常再生時とほぼ同じ操作が可能になっており、チャプターポイントを設定したいシーンを探すのに苦労することはない。
ただし、TS録画した番組は処理する情報量が多いためか、コマ送りはリモコン操作にリニアに追従しないことが多く、スロー再生を活用した方がストレスなく作業が行える。また、設定済みのチャプターポイントを移動することはできないので、チャプターポイントの微妙な調整を行う場合には、チャプターの削除→作成という作業をすることになる。
独特なのは、TS録画した番組にはチャプターに“スキップ”という属性を設定できること。設定されたチャプターは再生時に自動的に飛ばされるので、任意の部分を「飛ばし見」するようにできるともいえる。後述するが、TS録画した番組は部分削除をしてもHDDの空き容量は増加しないので、単に不要部分を毎回手動で早送りするのが面倒な場合には、この機能を使ったほうが良さそうだ。また、ダビング時にも有効なので、もっとも手軽なCMカット作業として利用することもできる。
チャプター編集に限らず、編集の最小単位はGOPになるようだ。マニュアルにも編集単位は0.5~1秒という記述があるので間違いないだろう。GOPは原則として0.5秒だが、やはりCMカットレベルでも少々不満は感じる。同機のようにTS録画を中心に行うレコーダーの場合、結局DVDへダビングするときにはフレーム単位のチャプター処理が可能なVRモードによるダビングになるので、できればフレーム単位の処理が望ましい。
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