試さないともったいない! 「Twonky Beam」アプリを獲得したエプソン“MOVERIO”(モベリオ)のツカイカタ本田雅一のウェアラブルスタイル(2/2 ページ)

» 2015年03月13日 10時00分 公開
[本田雅一,PR/ITmedia]
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お勧めされてやってみた、こんな使い方

 MOVERIO「BT-200/BT-200AV」は、アイデア次第で使い途が広がる。個人的には海外出張時に飛行機の中で使ってみたい。最近はAndroid™に対応した映画コンテンツのダウンロードサービスも豊富なので、長時間の移動時に好きなコンテンツを楽しめるだけでもいい。そう考えられるのも、「BT-200/BT-200AV」がちょっとしたヘッドフォン程度のケースに収まるコンパクトなメガネ型デバイスだからだ。

長時間の移動も楽しくなる

付属のキャリングケース。ポケットも多く付属品もすっきりと収まる

 またウェアラブルなMOVERIOは、“自由な姿勢”で使える。例えば星の映像と癒やし系音楽を組み合わせた「BT-200/BT-200AV」専用アプリ「癒やし星」(無料)を動かしながらベッドに横たわっていると、リラックスして寝てしまいそうだ。

「癒やし星」では癒しの音楽と星空を楽しめる

 シースルーという特徴を活かせば、大画面を楽しみながら飲食もできる。視界を遮るタイプのヘッドマウントディスプレイでは映画を見ながらポップコーンをつまむのにも苦労するが、「BT-200/BT-200AV」なら簡単。また、1人で食事をしている時にたまっていた録画番組を見るといった使い方もいい。映像は視界の中央に投影されるが、薄めのシェードを使っていれば、不思議なほど違和感なく目の前の食事と映像を見分けることができる。

楽な姿勢で飲食をしながらでも使えるのは大きな魅力。運動も軽いものであれば問題ない

 「ヨガなどのエクササイズビデオを見ながら体を動かす」という提案は、動きの少ないエクササイズには良い。ヨガの場合はポーズにもよると思うが、ネット上にあるダンベルを使ったトレーニング動画などを表示すると、実際の動きを確認しながら試すことができて便利だった。最近、ウェイトトレーニングにハマっているボクには、とてもピンとくる提案だ。

 編集部からもいくつかアイデアが出てきたが、ちょっと良さそうだと思ったのは、「野球やサッカーの試合を見ながらMOVERIOで関連情報をチェック」というもの。最近はスタジアムでスポーツを観戦しながら、スマートフォンに同じ試合のテレビ中継を表示して関連情報をチェックしている人も少なくないらしい。その際、スマホの場合は目の前の試合から視線を外すことになってしまうが、MOVERIOなら同時にチェックできる。ホームランボールが飛んできても迅速に対処できるかもしれない。

 試しにテレビのスポーツ中継を観ながら原稿を書いてみた。不思議なもので、こうした大胆な”ながら視聴”も、やってみるとすぐに身体の方が慣れてくる。ほんの数日使っただけで、自分の生活スタイルに合わせた使い方を思いつき始める。こればかりは実際に体験してみなければ分からないだろう。

思いのほか快適な装着感(メガネ対策もアリ)

 最後に触れておきたいのは、その装着感について。MOVERIOは”ウェアラブル”機器だけに、長時間装着していて違和感を感じるようではいけない。しかし、これが期待以上に快適だった。

 はじめて「BT-200/BT-200AV」を装着するときは、ケーブルの重量もあって安定せず、鼻への負担もキツく感じるかもしれないが、それはケーブル途中に備えるケーブルクリップをポケットなどに挟むことで抑え込める。また頭を少し動かしただけで画面の見え方が変わってしまうと感じたら、テンプル(つる)に装着するイヤーピースの位置を調整してみよう。さらに鼻パッドの幅や前後の位置を調整すると、それまでとはうって変わって安定する。鼻パッドは形状を柔軟に変えることができるため、少し大胆にやったほうがいい。

 「BT-200/BT-200AV」は全国の量販店などで試用できるが、その時はノーズピースとイヤーピースのフィッティング(調整)を十分に行うことをお勧めしたい。予備知識なしで使い始め、「アレ? 画像が見えにくい」とあきらめてしまうのはもったいない。「BT-200/BT-200AV」は第2世代製品ということもあり、フィッティングの工夫はこなれている。ヘッドセット部分の約88グラムという重さは前モデル比で63%も削減(従来機は約240グラム)。半分以下になっているのだ。

 メガネをかけているユーザーはヘッドマウントディスプレイに苦手意識を持っているかもしれないが、「BT-200/BT-200AV」にはそれを根本的に解決する手段が用意されている。付属品の中にメガネのフレームのような「レンズホルダー」があり、「BT-200/BT-200AV」の内側に固定できる仕組みになっている。これをメガネ店に持って行き、自分のメガネに合ったレンズを入れてもらえば、メガネ併用やコンタクトレンズ装着といった煩わしさがなくなり、裸眼の人と同じように楽しめる。もちろんレンズぶんのコストはかかるが、本格的に使いたい人にはうれしい付属品になるだろう。

付属の「レンズホルダー」とMOVERIOに装着したところ

 想定していたよりもずっとかけ心地が良かったMOVERIO。“ヘッドマウントディスプレイ装着時の負担は少しガマン”という固定観念は覆された。正しくフィッティングを行えば、負担を無視できるレベルに仕上がっている。

先入観なしで使ってみたい

 正直にいえば、実際にMOVERIOに触れる前まで、装着感や映像の見え味に少し不安を感じていた。しかし使ってみるといずれも充分に満足できる品質で、想像以上に“良かった”。そこは強調しておきたい。

MOVERIOを使う本田氏

 その上でMOVERIOの長所は何かといえば、やはりシステム全体のコンパクトさと、他製品にはないシースルーレンズだと思う。コンパクトであるが故に旅行などにも持ち出しやすく、シースルーであるために周囲の状況がよく見える。とりわけ国際線のロングフライトでは実際に使ってみたいと考えている。


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