目に負担がかかることは分かっていても長時間のPC作業やゲームが止められない。そんな人はまず、環境から変えてみてはいかがだろう。BenQの「WiT Eye-care」(ウイッツ アイケア)は、その名の通り“アイケア”に着目したLEDデスクライトだ。
PCやスマートフォンの普及で明るいディスプレイを見る時間が増えた現代。気づくと“どんより”と目が疲れているという人も多いのではないだろうか。今回紹介するBenQの「WiT Eye-care」(ウイッツ アイケア)は、その名の通り“アイケア”に着目したLEDデスクライト。現代のライフスタイルを考えたユニークな照明だ。
初めてWiT Eye-careを見た人は、のけぞるように湾曲したデザインにちょっと驚くかもしれない。このユニークな形状は、高効率のLEDモジュールが出す光を広範囲に照射するための特別なデザイン。一般的なスタンドライトはライトの直下に約60cmの円を描くように照らすが、WiT Eye-careの場合は直下を中心に直径90cmの広い範囲が明るくなる。しかも、この湾曲したライトは中央に対して両端が少しだけ強めに光を出す仕組みで、デスクの上がムラなく明るくなる。
「VDT(Visual Display Terminal)ストレス」や「テクノストレス眼症」といった言葉を耳にしたこともあるかもしれないが、PCとにらめっこしながらの長時間作業は目にとって過酷な状況だ。仕事やゲームに熱中していて思わず目頭を抑えたくなった時は、目が疲れている証拠。目の疲れがひどくなると肩こりや頭痛を伴う「眼精疲労」の状態となり、ひいては体だけではなく、心にも影響を及ぼす。
それでも仕事は片付かないし、スマホやPCゲームもなかなか止められない。それならまず、自分をとりまく環境を改善することを心がけよう。例えば、PCのディスプレイは明るすぎても暗すぎてもダメ。画面は少し見下ろすような位置と傾きとし、キーボードも目から同じ距離にする。また、周囲を明るくすることも大事だ。
目の疲れの一因に“明るさの違い”がある。例えば薄暗いオフィスの中で明るいディスプレイと紙の資料を見比べていると目の負担が大きい。だからWiT Eye-careは広いエリアを均等に明るくする仕組みになっている。
実際に4人用のオフィス机に置いてみた。すると、自分のワークスペース全体に加え、設置場所によっては向かい合った机まで十分に明るくしてくれることが分かった。もちろん天井照明との兼ね合いもあるが、ITmediaのオフィスでは向かい側も十分な明るさ。スペースや経済的な理由で1人1台のデスクライトは置けないという会社も導入しやすいのではないだろうか。
また試用中に気づいたのが、光源が視界に入ってもあまり眩しく感じないことだ。WiT Eye-careのライト部分を見ると分かるが、LEDモジュールの外側に光を拡散するよう波打った形状のカバーが取り付けられている。目への刺激につながる眩しさを普段から抑えてくれるのはありがたい。
もう1つの重要なポイントが「フリッカーフリー」。フリッカーとは、照明やディスプレイなどが高速に点滅を繰り返すことによる“チラつき”のことで、点滅の周期が50Hz(1秒間に50回)以下になると人の目でも認識できてしまい、敏感な人は気分が悪くなったり、体調不良の原因になるといわれている。
インバーター方式登場以前の蛍光灯と違い、LEDはフリッカーの発生しにくい照明だが、中にはLEDの長寿命化やスペック上の消費電力を抑えるため一定周波数で高速に点滅させる“パルス点灯”を採用している製品も存在する。また、LEDに供給される電源が安定していないためにフリッカーが発生するケースもある。
BenQは、以前から“フリッカーフリー”をうたう液晶ディスプレイを販売しており、その技術を活かしてWiT Eye-careを開発した。同社製の液晶ディスプレイ「GL2460HM」とWiT Eye-careの組み合わせで普段通り“長時間のPC作業”をしてみたが、フリッカーはまったく感じられない。ディスプレイや照明を選ぶときは、LEDだからといって油断せず、フリッカー対策がしっかりしている製品を選んだ方がいい。
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アイティメディア営業企画/制作:ITmedia LifeStyle 編集部/掲載内容有効期限:2016年9月27日