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» 2016年12月01日 10時00分 公開

これはもう身につけるプライベートシアター!! 有機ELパネルで進化したエプソン“MOVERIO”(モベリオ)「BT-300」の実力本田雅一のウェアラブルスタイル(2/3 ページ)

[本田雅一,PR/ITmedia]
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 画質向上の理由は、表示デバイスを液晶パネルから有機EL(OLED)パネルに変更したことに尽きる。0.43インチサイズのシリコンOLEDパネルは1280×720ピクセルの画素数を持ち、そのコントラストは10万:1に達する。色再現域はNTSCの90%だから、一般的なハイビジョン映像を表示するのに充分な色彩表現能力がある。

 前モデルのBT-200では、コントラストが230:1しかなかったため、表示の明るさと黒沈みのバランスを取った結果、どうしても黒浮きが目立ってしまっていた。このため、映像全体がポスターフレームのように浮き上がり、表示領域と透過して見える背景との間に境目が浮かび上がっていたが、本機ではまったくその境目が判別できないレベルにまで黒が沈んでAR表示時の背景と馴染んでくれる。

有機ELパネルの採用で光学エンジンも大きく変わった

 実は装着感の向上も有機ELパネル採用と無関係ではない。有機ELパネルはそれ自身が光を出す自発光ディスプレイのため、バックライトを必要とする液晶パネルに比べ、光学設計が大幅に簡素化。その結果、軽量化と小型化が実現したのである。現実の風景とディスプレイ表示の重ね合わせを行うAR表示で、ハッキリと映像のディテールまで認識できるのは驚きだ。

軽量のカナル型イヤフォンが付属するが、ケーブル上の分岐部に3.5mmイヤフォンジャックがあるため、自分の好みのイヤフォンやヘッドフォンを使用することができる。さらにBluetoothのヘッドフォンを使うことも可能だ

多彩なアプリを楽しめる

 本機にはコンシューマー向けドローンではナンバーワンのシェアを持つDJI TECHNOLOGYのリモートアプリ「DJI GO」が用意されており(後述のMOVERIO Apps Marketからインストール)、飛んでいるドローンの機体を目視し操縦しながら撮影映像を確認するといった使い方もできるという。今回はドローン操縦には使っていないが、明るい屋外で動画や写真を見ても視認性が高いことを考えれば、かなり良い結果が得られるだろう。

 本機には”近くを見れば近くの画面”、”遠くを見ると遠くの画面”に感じる特徴があるため、屋外で遠くにあるドローンを飛ばしながら映像を見ても、遠近感の点で違和感を覚えることはないと思う。

 また映像作品を楽しむために、BT-300にサングラスのようなシェードを取り付けることも可能だ。シェードを取り付けると透過して見える背景が暗くなり、ディスプレイ映像とのコントラスト差が大きくなる。その結果、暗く照明を落としたリビングで大画面テレビを見ているような没入感が得られるようになるのだ。

 シェードを装着した時の画質は、まさに圧巻。何本かの映画を楽しんでみたが、例えば「バットマン vs スーパーマン」に見られる漆黒の闇の中で黒いスーツを着た男が動きまわるようなシーン、あるいは強烈な光源の背景でのフラッシュといった場面でも、映像表現の意図がしっかりと感じられるだけの、明暗のレンジの広さや階調が得られていた。

 一方で広色域化の達成による色彩表現の豊かさは、”色”で物語を紡ぐような映像表現にも見事に答えてくれた。ペドロ・アルモドバル監督の「ヴォルベール」。独特の色彩で彩られた主人公の自宅や結婚披露パーティでのシーンには、印象的な原色が配置されているが、それぞれが濃密な表情をたたえる。その一方で、屋外の明るい街中ではペネロペ・クルス演じる主人公の儚い人生を表現するように、淡い色彩の中にその表情が浮かび上がってくる。

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提供:エプソン販売株式会社
アイティメディア営業企画/制作:ITmedia LifeStyle 編集部/掲載内容有効期限:2016年12月14日