2006年03月31日 16時33分 更新

連載:次世代DVDへの挑戦

例年通り、「2006 International CES」開催直後の直後のタイミングでハリウッドの映像ビジネスの現場を取材した。これまではHD DVDとBlu-ray Disc、いずれの規格をサポートするのかがテーマだったが、すでに各社とも方針が固まり、さらに統一規格も立ち消えとなっている。そこで今回は、各社がどのようにコンテンツ作りに取り組んでいるのかを探る。

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2つの規格をアグレッシブにサポートするWarner

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恒例ハリウッド取材の第2回は、Sony Pictures Entertainmentだ。ソニー系列ということもあり、BDパッケージビジネスにもっとも積極的な映画スタジオ。期待通り、4月から毎月十数本のソフトをコンスタントに発売していくという。 [2006/2/3]



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いよいよ本格展開の時期を迎えた次世代光ディスク。International CESで低価格プレーヤーを発表した東芝だが、日本市場に話を絞り込むと、話題の中心はレコーダーになるはずだ。東芝デジタルメディアネットワーク社主席技監の山田尚志氏に話を聞いた。 [2006/01/09]


news001.jpg インタビュー: “本格立ち上げの年”を迎えたBlu-ray――松下の戦略を聞く
いよいよ本格的にブルーレーザーを用いた光ディスク製品が立ち上がる。HD DVDとの併存が決まり、また今後はBD陣営のメーカー間でも競争が始まる状況の中、松下はどのような戦略で臨むのか。デジタル家電開発の責任者である津賀一宏氏に話を聞いた。 [2006/01/08]


news052.jpg 2006 International CES: 画質を改善するビデオプロセッサたち
固定画素における映像処理の重要性は以前から叫ばれてきたが、パネルレベルでの画質が向上してくると、映像処理チップの優劣がハッキリしてくる。「2006 International CES」の会場で、北米を拠点にする映像処理チップメーカー2社のビデオプロセッサを取材した。 [2006/01/10]


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話題の尽きないBlu-ray DiscとHD DVDの“次世代DVD競争”。すでに技術的な優位性のアピールのフェーズは過ぎ、関連各社は具体的な事業の計画を練る段階に入っている。昨年の次世代光ディスク連載に続き、今年も1月の「2005 International CES」やハリウッド取材を通じて得た情報を順次掲載していきたい。 [2005/02/18]


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