レビュー
着実に進化した“R”――リコー「R8」:レビュー(4/4 ページ)
リコー「R8」は28ミリからの光学7.1倍ズームレンズや強力なマクロ撮影機能といった既存製品からの特徴を引き継ぎつつ、「モノ」としての質感を高めている。
作例
フェイスモードで銅像の顔が認識された。背景は露出オーバーだが、顔がアンダーになることがなく、効果が実感できたシーン(写真=左)、カラフルな折り鶴の色はキレイに描写できているのだが、等倍で見ると低感度でもざらつきを感じられる。この辺りは極小画素・高解像度が抱える課題だろう(写真=右)
コンパクトデジカメとはいえ、光学7.1倍ズーム+望遠端25センチというマクロ機能を使えば背景は結構ボカせる。望遠端までズームしなくてもボケを楽しめるのはうれしい(写真=左)、高速なズーミングとAFで望遠端でも快適な撮影が可能。R8クラスのコンパクトさで広角から望遠までカバーできるカメラは数少ない(写真=右)
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