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イッツコム、VODサービスを年内開始
イッツ・コミュニケーションズは、J:COMのプラットフォームを採用したVOD(ビデオ・オン・デマンド)サービスを年内にも開始する。
東京都と神奈川県でCATVサービスを提供しているイッツ・コミュニケーションズは5月18日、VOD(ビデオ・オン・デマンド)サービスを年内にも開始すると発表した。J:COMのプラットフォームを採用する。
対象ユーザーは、同社のデジタル放送サービス加入者のうち、録画機能付きのセットトップボックス「HitPot」(TZ-DCH2000/TZ-DCH8000など)を利用しているユーザー。月額基本料などは無料で、映画やドラマ、アニメなどを1タイトルあたり512円程度(無料コンテンツあり)で視聴できる。専門チャンネルの一部番組を無料で視聴できる「チャンネルオンデマンド」やNHKが提供する「NHKオンデマンド」にも対応する。
プラットフォームを提供するJ:COMは、商用VoDサービス「J:COM オン デマンド」を2005年にスタート。現在では約130万世帯が視聴可能で、コンテンツ数は約1万9000タイトルを数える(2009年3月現在)。
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