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シャープ、“4原色表示方式”の新型AQUOSを米国で発表:2010 International CES
シャープが、業界初の4原色表示方式を採用した液晶テレビ“AQUOS”3シリーズを発表した。国内でも2010年末の商品化を目指す。
シャープは1月7日、「2010 International CES」開幕前日に行われたプレスカンファレンスで、業界初の4原色表示方式を採用した米国向けAQUOS「LE920/820/810」シリーズを発表した。米国では3月から順次発売する予定だ。日本でも2010年末の発売を目指して商品化を検討していくという。
4原色表示方式は、画素にR(赤)、G(緑)、B(青)の3色にY(黄)を加えた4色カラーフィルターを採用することで、表現できる色の再現範囲(色域)が広がり、例えば従来の液晶テレビでは表現が困難だった金管楽器の金属的なゴールドなど、自然界の色が忠実に表現できるという。
液晶パネルは「UV2A」技術(→シャープ、次世代液晶テレビのコア技術を披露)を導入した倍速パネルで、上位モデルのLE920シリーズには、独自の動画改善技術を採用した「AquoMotion240」を採用した。またLEDエッジライトシステムの搭載により、最薄部で厚さ1.6センチ以下の薄さを実現するとともに消費電力も大幅に削減した。52V型の「52LE920UN」では、動作時消費電力は100ワット以下という。
画面サイズは、LE920シリーズが、68V型、60V型、52V型。LE820/810シリーズはそれぞれ、60V型、52V型、46V型、40V型の4サイズをラインアップしている。価格は、「LC-40LE810UN」の1799.99ドルから。
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