パナソニック、新「明瞭ボイス」搭載のラックシアター2機種
パナソニックは、薄型テレビ用ラックシアターの新製品2機種を3月5日に発売する。人の声の周波数特性に着目した独自技術「明瞭(めいりょう)ボイス」が進化。
パナソニックは2月9日、薄型テレビ用ラックシアターの新製品2機種を発表した。3月5日に発売する。価格はオープン。店頭では、42V型〜50V型用の「SC-HTX700」が10万円前後、37V型〜42V型向けの「SC-HTX500」が9万円前後になる見込みだ。
人の声の周波数特性に着目した独自技術「明瞭(めいりょう)ボイス」が進化。人の声にくわえて、今回は効果音成分まで前方上方に拡大することで、テレビ画面と一体化した臨場感を楽しめるという。
また、視聴番組のジャンル(EPG情報)に合わせてサウンドモードを自動的に切り替える「番組ぴったりサウンド」、比較的音量変化の少ない番組(ドラマ、バラエティー、ニュースなど)を視聴しているときには自動的に消費電力を抑える「番組連動おまかせエコ」といった機能を搭載している。
スピーカーユニットは、フロントL/R用に6.5センチ径のフルレンジ、サブウーファーに12センチコーンを2つ搭載。アンプ部の実用最大出力は、フロントL/Rが各62ワット、サブウーファーが161ワットとなっている。
HDMI入力は1系統で、ARC(オーディオ・リターン・チャンネル)をサポート。このほかに2系統の光デジタル入力および2系統のアナログ入力を備えた。
外形寸法は、SC-HTX700が1270(幅)×444(高さ)420(奥行き)ミリ。重量は約41.5キログラム。一方のSC-HTX500は、1050(幅)×444(高さ)×420(奥行き)ミリ、約34キログラム。
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