日立、Woooのミッドレンジ「HP05」シリーズに42V型と32V型を追加
日立製作所は、ミッドレンジモデル「HP05」シリーズに、PDPの42V型と液晶の32V型を追加する。シングル録画と裏番組視聴が可能な録画テレビ。DLNA機能も充実している。
日立製作所は3月15日、1月にリリースした薄型テレビのミッドレンジモデル「HP05」シリーズに、PDPの42V型と液晶の32V型を追加すると発表した(→小さいけど“できる録画テレビ”、日立が2機種をリリース)。HO05シリーズは、250GバイトのHDDとiVポケットを備えた“録画テレビ”。42V型が4月後半、32V型は5月中旬に発売する予定だ。
地上デジタル放送、およびBSデジタル/110度CSデジタルチューナーをそれぞれ2基搭載(アナログ地上波も1基搭載)。同時に発表された上位モデルの「XP05」シリーズと違って2番組同時録画は行えないが、シングル録画と裏番組視聴が可能になっている(→日立、超解像に2番組録画の「XP05」シリーズを発表)。
加ViXS Systems Inc.のH.264トランスコーダー「XcodeHD」を搭載し、最大8倍の長時間録画が可能(TSX8モード)。内蔵の250GバイトHDDに約200時間の録画が可能になる。もちろんiVDR対応の「iVポケット」を装備。容量が足りなくなった場合には別売のカセットHDD「iVDR-S」を追加してストレージを拡張できるほか、内蔵HDDからのダビングにも対応する。
オートチャプター機能を利用した「いいとこジャンプ」「みどころシーンサーチ」を採用。独自の解析アルゴリズムでチャプターを自動設定し、番組の頭出しや見どころを容易に見つけ出すことができる。このほか、自動画質調整機能「インテリジェント・オート高画質」や“日立の樹”をイメージした「照明環境&エコ効果メーター」も搭載。テレビ前面のセンサーで室内の明るさや照明の色を判別、番組のジャンルやシーン情報を解析して自動的に画質を調整する。
DLNAはサーバとクライアントの両方をサポート。リビングルームと個室にそれぞれWoooがあり、ネットワークを構築していれば、それぞれの録画番組を互いに視聴することができる。またインターネットを介したコンテンツ視聴では、従来からの「アクトビラ・ビデオ フル/ダウンロード」「ビデオ de メール」などに加え、新たに「テレビ版Yahoo! JAPAN」の「動画チャンネル」が追加された。
HDMI入力は3系統。なお、42V型のP42-HP05では、新たにInstaPortをサポートしており、HDMI入力機器の切替を高速化した。
そのほかの仕様は下表の通り。
型番 | P42HP05 | L32-HP05 |
---|---|---|
パネル | PDP | LCD |
チューナー | 地上デジタルチューナー×2基、BSデジタル/CS110度デジタル放送チューナー×2基 | |
HDD/iVポケット | 250Gバイト/○ | |
超解像技術 | なし | |
DLNA | クライアント/サーバ | |
入出力端子 | HDMI×3、D4×1、S2×1、コンポジット×3、LAN、SDカードスロットなど | |
実売想定価格(オープン) | 19万円前後 | 14万円前後 |
発売時期 | 4月後半 | 5月中旬 |
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