オンキヨー、ハイファイ・セパレートコンポ3機種発売
オンキヨーは、デジタルオーディオに特有なノイズを低減する新開発「DIDRC回路」を搭載したハイファイ・セパレートコンポ3機種を発売する。
オンキヨーは11月17日、ハイファイ・セパレートコンポ3機種を12月18日に発売すると発表した。デジタルオーディオに特有なノイズを低減するため新たに開発した「DIDRC回路」を搭載している。価格は、プリメインアンプの「P-3000R」が18万9000円、パワーアンプの「M-5000R」が27万3000円、CDプレーヤーの「C-7000R」が16万8000円。
デジタルオーディオの高周波が原因で発生するノイズのメカニズムを究明し、高周波帯域まで増幅性能に優れ、上下の対称性がよく、低歪率化を達成したDIDRC回路モジュールを各製品の増幅部に搭載した。
P-3000Rは、アナログ/デジタルを完全に独立させた回路構成を採用したプリメインアンプ。電源部もアナログ/デジタルが独立した大容量トランスを搭載する。32bit/192KHzのDACをL/R各チャンネルに搭載する。デジタル入力端子は光、同軸、AES/EBU、USBを装備。アナログ再生には、ディスクリート回路フォノイコライザーを搭載する。
パワーアンプのM-5000Rは、再生周波数の広帯域化を図る「A-WRAT(Advanced Wide Range Audio Technology)」を搭載。さらにクアッドプッシュプル3段インバーテッドダーリントン回路により、低歪で強力なドライブを実現する。
C-7000Rはプリメインアンプ同様、アナログ/デジタルを独立させた回路・トランスを搭載する。Burr-Brown製24bit/192KHzのD/Aコンバーターを各チャンネルに搭載した。再生対応ディスクは、Audio CD/CD-R/CD-RW/MP3/WMA(CD-R/CD-RW)。
3製品とも、フロントパネルおよびサイドパネルには剛性の高いアルミ押出し材、底板には肉厚スチール板を使用し、振動による悪影響を防いでいる。
関連記事
- オンキヨー、プリメインアンプ「A-5VL」などのブラックモデルを限定販売
オンキヨーは、デジタルプリメインアンプ「A-5VL」およびSACDプレーヤー「C-S5VL」のブラックモデルを直販限定で発売する。 - デノン、AVアンプなどプレミアムオーディオ7製品を発売
デノンは創立100周年を記念した「A100シリーズ」を発表した。7つのオーディオカテゴリーに限定生産のプレミア製品を投入する。 - ヤマハ、Dockポートを備えたベーシックなプリメインアンプ「A-S300」
ヤマハ、Dockポートを搭載したプリメインアンプ「A-S300」を、11月中旬に発売する。同社製CDプレーヤー「CD-S300」とデザインを統一した単品コンポーネント。 - ヤマハから“ピュアオーディオグレード”のネットワークプレーヤー「NP-S2000」登場
ヤマハは、ネットワーク内の音楽データを再生するネットワークプレーヤー「NP-S2000」を11月に発売する。オーディオ製品で培った技術をふんだんに投入した“ピュアオーディオグレード”だ。 - ラックスマン、トラディショナル・プリメインアンプ「L-590AX」
ラックスマンは、トランジスター式プリメインアンプのXシリーズ第一弾として、純A級増幅方式を採用した「L-590AX」を発表した。 - ポーカロ・ライン、EXEOシリーズのプリメインアンプとCDプレーヤー
ポーカロ・ラインは、tangentブランドの新シリーズ「EXEO」として、プリメインアンプ「EXEO-AMP」とCDプレーヤー「EXEO-CDP」を10月20日に発売する。 - TAD、DクラスのパワーアンプとDAC搭載プリアンプを発表
テクニカル オーディオ デバイセズ ラボラトリーズは、新たなラインアップとしてプリアンプ「TAD-C2000」、パワーアンプ「TAD-M4300/TAD-M2500」の3機種を発売する。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.