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洗練された3Dプロジェクター、注目モデルを一気レビュー麻倉怜士の「デジタル閻魔帳」(6/6 ページ)

2年目を迎え、着実に洗練度を上げている3Dプロジェクター。今回は、この秋に登場した各社の3D対応プロジェクターについて、麻倉氏のインプレッションを交えながら紹介してもらった。

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おまけコーナー「麻倉怜士のネタ帳」

――今月のおまけコーナーは何でしょう?

麻倉氏:フォステクスのブックシェルフ型スピーカー「G1300MG」を紹介したいと思います。10月のインターナショナル・オーディオショーでイベントが行われたのですが、音の良さにすごく感動しました。


フォステクスの「Gシリーズ」。フロア型の「G1302MG」(左)とブックシェルフ型の「G1300MG」(右)

 G1300MGを含む新しいGシリーズは、新たに直径13センチの純マグネシウムHR振動板ウーファーを採用し、2つのユニットがいずれも純マグネシウムになっています。マグネシウムは、剛性が高く、内部損失も高い。細やかでスピードが速く、つやっぽさも感じます。日本のスピーカーは技術的に高いとそこばかりに着目して音楽性が後になりがちですが、本スピーカーは例外です。音楽の立体感を感じることができました。

 上位モデルにトールボーイの「G1302MG」もありますが、ブックシェルフ型のほうがまとまりが良いと思います。G1300MGでは、2つのユニットがどちらも純マグネシウムなので、上から下まで音色が合います。近年希にみる国産スピーカーの傑作ではないかと思いました。

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