パイオニア、「業界最多」のメディアとフォーマットに対応した“カロッツェリア”新製品
パイオニアは、カロッツェリアのカーオーディオ2012年モデルとして、1Dメインユニット3機種と2Dメインユニットを発表した。「業界最多のメディアとフォーマットに対応し、楽曲を高音質で楽しめる」モデルも用意。
パイオニアは、カロッツェリア製品の2012年モデルとして、1Dサイズのメインユニット3機種および、5.8V型ワイド液晶搭載の2Dメインユニットを2月〜3月に発売する。
1Dメインユニットは「DEH-970」「DEH-770」「DVH-570」の3つ。このうちDEH-970は、同社が「業界最多のメディアとフォーマットに対応し、楽曲を高音質で楽しめる」という上位モデル。車室空間に適した音場をつくる「オートタイムアライメント&オートイコライザー」に加え、マルチアンプ/マルチスピーカーシステムを構築する際にアンプやスピーカーなど各チャンネルに送り込む信号を調整する「ネットワークモード」、信号の読み取り時に正確なクロック波形を形成する「サウンドマスタークロック回路」などを備えた。
チューナーやCDドライブを搭載するほか、新たにSDカードスロットを装備。また本体背面にはiPod/iPhoneとUSBデバイスを同時接続可能な2系統のUSB入力端子を備えている。再生フォーマットは、WMA/MP3/AAC/WAV。Bluetoothモジュールも内蔵しているため、対応機器と組み合わせた場合はワイヤレスによる楽曲再生やハンズフリー通話も可能だ。内蔵アンプは50ワット×4チャンネル。希望小売価格は3万6750円。
DEH-770は、CD/SDカードや2系統のUSB入力端子など、上位機に準じた音楽ソースに対応しつつ、コストパフォーマンスを重視したモデル。再生フォーマットはWMA/MP3/AAC/WAVで、楽曲再生技術「MIXTRAX EZ」によるノンストップミックス再生も特長だ。内蔵アンプは50ワット×4チャンネル。希望小売価格は1万8900円となっている。
DVH-570は、DVDドライブを搭載したモデルだ。SDカードスロットはないが、USB端子によってiPod/iPhone、USBデバイスなどのメディア再生をサポートする。
楽曲検索などがしやすいようボリューム周りに配置した大きめの操作ボタン、車内の印象を変えられる「デュアルLEDイルミネーション」採用の4つのライティングボタンを装備。また「AVIC-T99」や「AVIC-T77」との組み合わせによってAVナビゲーションシステムへの発展も可能だ。内蔵アンプは50ワット×4チャンネル。希望小売価格は2万2050円。
FH-770DVDは、5.8V型ワイド液晶を搭載した2Dメインユニットだ。タッチパネル操作と分かりやすいアイコン表示などによる直観的なインタフェースを実現したという。
CD/CD-R/CD-RW/DVDのほか、iPod/iPhone、USBデバイスなど多彩なメディアをサポート。iPod/iPhoneやUSBデバイスとの接続を可能にするフロントUSB入力端子を搭載している。また、本体背面にはコンポジットの映像/音声入力を備え、地上デジタルチューナーなどの接続が可能。内蔵アンプは50ワット×4チャンネル。希望小売価格は3万3600円。
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