パナソニックは、ガラス扉と収納スペースを備えたラックシアター2製品を3月9日に発売する。ビエラの推奨サイズが55V〜46V型の「SC-HTX730-K」と、37V〜42V型の「SC-HTX530-K」の2サイズを用意。店頭想定価格は、SC-HTX730-Kが9万円前後、SC-HTX530-Kが7万5000円前後だ。
ガラス扉を備えることでAV機器をホコリから守り、収納スペースにはBlu-ray Discソフトやリモコン、3Dメガネといった周辺機器を収納できるラックシアター。どちらもスピーカーは2.1ch構成で、フロントスピーカーの振動板には強靭でしなやかな竹繊維、硬くて細孔(ポア)が発達した竹炭と、PP樹脂との複合材「竹炭PP振動板」を採用した。振動板の高弾性率化と高内部損失化を両立し、クリアでナチュラルな音質を実現するという。
またサブウーファーには、前後に2つのユニットを対向配置して振動を抑制する「振動キラー」を採用。内蔵アンプはジッターを徹底的に抑える設計により、低周波数域までのジッターを極小化したという「低ジッターフルデジタルアンプ」。出力はフロントが30+30ワット、サブウーファーが60ワットとなっている。
このほか、人の声をとくに聞き取りやすくする「明瞭ボイスコントローラー」を搭載。音声のボリュームが小さくなると自動的にエコモードになる機能や、ラックシアターを使わない状態が継続するとラックシアター側の電源がオフになる節電機能も搭載した。入力端子はHDMI×2系統と光デジタル音声。ARC対応のHDMI出力をビエラに接続する。
本体サイズはSC-HTX730が1200(幅)×450(高さ)×390(奥行き)ミリ、約35キロ。SC-HTX530が1030(幅)×450(高さ)×370(奥行き)ミリ、約29キロとなっている。
関連記事
- もっとTVを楽しむ“スマートビエラ”、パナソニックが一挙5シリーズを発表
パナソニックは、薄型テレビ“VIERA”(ビエラ)の新製品として、「スマートビエラ」5シリーズを発表した。「ビエラ・コネクト」やスマートフォン連携などを実現した“スマート”なテレビだ。 - DIGAとAndroidの連携、パナソニックが「番組ナビ-DiMORA-」アプリを提供
パナソニックは、Blu-ray Discレコーダー「ディーガ(DIGA)」向けに展開しているWebサービス「ディモーラ(DiMORA)」と「ミモーラ(MeMORA)」へ、Android端末から簡単にアクセスできるアプリ「番組ナビ-DiMORA-」を提供開始した。 - DIGAでも「Hulu」、パナソニックが「ビエラ・コネクト」を拡充
パナソニックは、薄型テレビ「ビエラ」向けのクラウド型インターネットサービス「ビエラ・コネクト」について、BD/DVDレコーダーDIGA(ディーガ)向けにも一部機能を提供する。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.