アイ・オーの“RECBOX”にiVDR-S対応モデルが登場:従来機も無償アップデート
アイ・オー・データ機器は、録画用ネットワークストレージ「RECBOX」にiDVR-S対応の「HVL-AVSシリーズ」を追加する。また「HVL-AVRシリーズ」向けのアップデートプログラムも提供。
アイ・オー・データ機器は4月25日、DTCP-IP対応の録画用ネットワークストレージ「RECBOX」にiDVR-S対応の「HVL-AVSシリーズ」を追加すると発表した。5月中旬に発売予定で、価格は2Tバイトモデルが3万2800円。
型番は「HVL-AVS2.0」。内蔵の2TバイトHDDに加え、カセット式のiVDR-Sを入れ替えることでストレージ容量を増やすことができる。ネットワークに接続することで、スカパー!HDチューナーとの連携による「スカパー!HD録画」が行えるほか、東芝の“REGZA”(レグザ)シリーズからの録画、同社製地デジキャプチャーカードを搭載したPCからのダビングなどが可能だ。DTCP-IP対応のDLNAクライアント機能を持つテレビなどで再生できる。
本体サイズは、260(幅)×240(奥行き)×45.1(高さ)ミリ。重量は約2.2キログラム。電源にはACアダプターを使用する。
従来機ユーザーには無償アップデートを提供
RECBOXの従来機「HVL-AVRシリーズ」は、iVDR-Sと同形状ながら著作権保護規格「SAFIA」を省いた独自のカセットHDD「REC-iN」を採用しており、録画した番組をほかのiVDR-S機器に挿して再生することはできなかった。しかし、新製品では、日立コンシューマエレクトロニクスの薄型テレビ「Wooo」シリーズなどiVDR-S対応機があれば、カセットを持ち出して機器に挿入するだけで再生できる。
同社では、HVL-AVRシリーズユーザーに向け、アップグレードプログラムを提供する。プログラムは、同社の「サポートライブラリ」から無料でダウンロードが可能。適用すると、REC-iNとiVDR-Sの両方が利用できるようになる。
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