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Class Dアンプ搭載で基礎体力アップ、パイオニア「SC-LX56」「SC-2022」登場:MHL対応も(2/2 ページ)
パイオニアが、これまでAB級のアナログパワーアンプを採用していた10〜20万円の製品ラインにClass Dデジタルアンプ「ダイレクトエナジー HDアンプ」を投入した。「SC-LX56」と「SC-2022」の2機種を7月に発売する。
WAV/FLACの192kHz/24bitファイルも再生可能
昨年からのトレンドといえるネットワーク機能も充実。両機ともアップルの「AirPlay」をサポートするほか、DLNA1.5対応のネットワークオーディオ機能やネットラジオ対応「vTuner」を搭載している。両機とも192kHz/24bitのWAVおよびFLACのファイルを再生可能。もちろん、iOS/Android向けのリモコンアプリ「iControlAV2012」やWindows/iPad向けの設定/取説アプリ「AVナビゲーター2012」「AVNavigator for iPad」にも対応した。
HDMI端子は、スタンバイスイッチングをサポート。AVアンプが電源オフの状態でもHDMI入力の切り替えが可能だ。さらに将来のシステムアップデートに備え、HDMI入力は4Kコンテンツのパススルーに対応している。
もう1つ新しいのは、SC-LX56のフロントHDMI端子がMHLをサポートしたこと。対応するAndroidデバイスを1本のケーブルで接続し、フルHD映像とマルチチャンネル音声(1080p/7.1ch)を伝送しながら端末の充電も可能だ。またCEC互換のコントロール機能も用意されているため、AVアンプのリモコンでAndroid端末を操作できる。
そのほかの主な仕様は下表の通り。
| 型番 | SC-LX56 | SC-2022 |
|---|---|---|
| 概要 | 9.2ch対応 | 7.2ch対応 |
| 定格出力 | トータル720ワット | トータル630ワット |
| HDMI入力 | 8(うちフロント1) | 7(うちフロント1) |
| HDMI出力 | 2 | 1 |
| MHL入力 | ○ | なし |
| 音声入力 | 光デジタル×2、同軸デジタル×2、アナログ音声、アナログAV×4、フロントUSB(iPodデジタル入力) | |
| 映像入力 | コンポジット×4、コンポーネント×2 | |
| 外形寸法 | 435(幅)×185(高さ)×441(奥行き)ミリ | |
| 重量 | 15.4キログラム | 14.8キログラム |
| 価格 | 17万5000円 | 11万8000円 |
| 発売日 | 7月中旬 | |
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