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今年の夏、節電をする人は8割――ネオマーケティング調査:電気料金値上げは6割が「納得できない」
ネオマーケティングは、20歳以上の男女500名を対象とした「節電に関する調査」をインターネット上で実施した。約8割が今年の夏に節電をすると回答している。
ネオマーケティングは、20歳以上の男女500名を対象とした「節電に関する調査」をインターネット上で行った。期間は7月17日から7月18日まで。
今年の夏に「節電をする」という回答は8割以上に上り、節電への意識の高さが伺える。一方、節電をしないという理由には「面倒だと思う」「我慢が嫌」などが挙がっている。現在実施している節電方法では「こまめに照明を消す」が1位。冷蔵庫の開閉を減らすなど、気を付けるだけで実践できるものが注目されているという。
勤務先では約7割が実施または検討しており、空調温度の変更や温度設定を決めたり、使用していないエリアの消灯や空調を停止したりするなどの対策を進めているケースが多い。なお、節電で特に不便を感じる機会では「空調が効いていないこと」がもっとも多かった。
節電を意識した行動により、昨年の電気料金が例年に比べて安くなったと回答した人は全体の5割以上。そのうち約8割が、1000〜3000円ほど安くなったという。また、電気料金の値上げについては「納得できない」という回答が6割以上となり、企業の努力不足を指摘する声が高まっていることも分かった。
さらに、節電対策で購入したものの上位は「LED電球/照明」「扇風機」「室内照明器具」「すだれ」「節電スイッチ付きの延長コード」「冷却マット」「ゴーヤ」「ソーラーパネル」「断熱シート」などとなっている。
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