洗いものが減るアイデア商品! 「ビタントニオ デジタルメジャーカップ」:橘十徳の「自腹ですが何か?」(2/2 ページ)
今回紹介するのは、新生活のお祝いにもちょうどいい「ビタントニオ デジタルメジャーカップ」。デジタルキッチンスケールと、キッチンボウル代わりにもなる大型計量カップを一体化したアイデア商品だ。
重さから水・牛乳・油の量を推測
使用方法は、計量カップをセットしたあとに電源ボタンを押して電源を入れる。“0”の表示が出たら計量する物をカップに入れると重量が表示される。
さらに継ぎ足して別の計量物の重さを測りたい場合は、風袋引き機能を使う。通常計量中にオン/オフボタンを押すとこのモードになり、最初に測った計量物の重さが差し引かれて“0”と“T”が表示される。そのまま次の計量物を入れると、継ぎ足した分だけの重さを測れる仕組みだ。
風袋引き機能で測定したあとに再度オン/オフボタンを押すと通常モードに戻り、最初に測定した重さと継ぎ足した分の重さを足した重さが表示される。
重さを測定する際に「mode」ボタンを押すと、水・牛乳・油のml(ミリリットル)またはcup(カップ)での計測が可能となり、ml/cupボタンで表示を切り替えられる。この量は重さから推測したもので、水の場合は200ミリリットル=200グラム=1カップ、牛乳の場合は206グラム=200ミリリットル=200cc、油の場合は180グラム=200ミリリットル=200ccといった具合に算出される。
継ぎ足すだけの簡単操作で
実際にこのデジタルメジャーカップでホットケーキ作りを試してみた。最初にホットケーキの粉を200グラム。通常モードのまま、粉を約200グラムになるまで入れていった。
次は牛乳だ。オン/オフボタンを押して風袋引きモードにしてから、modeボタンで“milk”にセットする。そのまま150ミリリットルに達するまで牛乳を継ぎ足した。最後に卵を割って入れたら、後は混ぜて焼くだけだ。
ふつうなら計量カップを使ってホットケーキミックスの粉と牛乳を別々に測定しなければならないところを、デジタルメジャーカップなら継ぎ足すだけで済む。しかも食材によってグラムとミリリットルを切り替えられるので実に分かりやすい。風袋引き機能を使ってどんどん注ぎ足していって、そのままかき混ぜるだけでできあがり、という簡単さが実に気に入った。
買うときはちょっと高いかな? とも思ったが、実際に使ってみるとかなり便利で、洗い物の量も減らすことができる。料理好きな人にオススメしたい。
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