アイ・オー、トランスコード機能搭載のDTCP+対応NAS「HVL-ATシリーズ」を正式発表
アイ・オー・データから、インターネット回線の状況に合わせて映像サイズを変換するトランスコード機能を搭載したDTCP+対応NAS「RECBOX +REMOTE(レックボックス リモート)HVL-AT」が登場。
アイ・オー・データ機器は5月29日、トランスコード機能を搭載したDTCP+対応NAS「RECBOX +REMOTE(レックボックス リモート)HVL-AT」を正式に発表した。ラインアップおよび希望小売価格は、2Tバイトモデル「HVL-AT2.0」が3万4900円、3Tバイトモデル「HVL-AT3.0」は4万3400円、4Tバイトモデル「HVL-AT4.0」は5万8300円。6月下旬に発売する予定だ。
5月上旬に開発表明を行ったDTCP+(DTCP1.4)リモートアクセス対応のネットワークハードディスク(→関連記事)。デジタル放送の録画番組をムーブしておけば、富士通モバイルコミュニケーションズ製「ARROWS A SoftBank 202F」などの対応スマートフォンやPCからアクセスして再生が可能になる。
新たに「Smartplaying Engine」と呼ぶトランスコード機能を搭載。インターネット回線の状況に合わせて映像サイズを変換しながら送り出すことが可能になった。DRモードからH.264への変換に加え、H.264の録画番組もサイズを落として送信できる。なお、再生時にのみ映像のサイズを変更するため、もともとの画質を劣化させることはない。
本体サイズは、約215(幅)×183(奥行き)×40(厚さ)ミリ。重量は約1.2キログラム。ACアダプターが付属する。
さらに、従来モデル「HVL-A」「GV-MVP/X3・X2」シリーズでも録画番組データの画質変換や容量圧縮ができるようになる、同社製品専用オプションのトランスコードUSBアダプター「GV-TRC/USB」も6月中旬に発売予定。希望小売価格は9500円となっている。
関連記事
- アイ・オー、DTCP+対応NASにリアルタイムトランスコード機能を搭載した新製品――「ARROWS A 202F」にも対応
アイ・オー・データ機器は、DTCP+対応のNASのトランスコード機能搭載モデル「HVL-ATシリーズ」の開発を表明した。 - アイ・オー、“録画向き”薄型HDD「AVHD-UR」シリーズに3Tバイトモデルを追加
アイ・オー・データ機器は、“パナソニック推奨”をうたった横置き型USB外付けHDDD「AVHD-UR」シリーズのラインアップに容量3Tバイトモデルを追加した。 - 外出先から録画番組を視聴、初の「DTCP+」対応NASをアイオーが発表
アイ・オー・データ機器がDTCP+によるリモートアクセスを可能にしたNAS、“RECBOX”「HVL-Aシリーズ」を発表した。録画番組をダビングしておけば、外出先のPCからストリーミング視聴が可能になる。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.