大画面テレビの4K化に呼応するかのように、なぜかパズルにも4K化の波がやってきた。パズルメーカーとして知られるテンヨーは、「東京おもちゃショー2013」に“4K”対応をうたうジグソーパズルを参考展示している。
結論から書くと、3840×2160ピース(=約830万ピース)のジグソーパズルではなかった。百歩譲って4000ピースという展開も考えたが、それも違った。
実際は、サトウキビとプラスチックから作られる新素材を用い、純白のピースと美しいプリントを実現したというもの。「環境にやさしいパズルでありながら、樹脂が持つピースの白さと発色の美しさが特長」(同社)という。バイオマスマークも申請中だ。
ちなみに4KのKは「感動」のKであり、「特別な素材」「純白のピース」「美しい発色」、そしてピースをはめたときの「抜群のフィット感」がもたらす“4倍の感動”を言葉で表現してみたらしい。「高画質を極めたテレビの名称にも似て……」(同社)。
4K対応パズルは、その発色の良さを生かし、ディズニーキャラクターの絵柄で近日登場する見込みだ(価格は未定)。なお、注目のピース数は266となっている。
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