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新型ASIMO、自分を語る

日本科学未来館は、新型ASIMOが自らの機能を説明する「自律型説明ロボット」の実証実験を7月2日に開始する。

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 日本科学未来館は6月26日、新型ASIMOが自らの機能を説明する「自律型説明ロボット」の実証実験を行うと発表した。国内外を通じて初めての試み。


挙手によって来館者の意向を瞬時に認識するASIMO(画像:Honda)

 目的は、「人間とロボットの双方向コミュニケーションの可能性を探ること」(日本科学未来館)。一般の来館者に対し、ASIMOが自身に備わっている機能を説明するほか、来館者に質問を投げかけ、挙手による返答を見て意向を推定したり、身ぶりを交えて分かりやすく解説するなど、インタラクティブなやりとりをする。これは、ASIMOがさまざまな説明内容をあらかじめ蓄積し、複数のセンサーから来館者のニーズを推定することによって可能になるという。


ASIMOが認識した画像をリアルタイムにディスプレイ表示し、自らの機能を説明するASIMO(画像:Honda)

 このほか、ASIMOの見ている映像をスクリーンに映し出し、ロボットがどのように人の動きを認識しているかなど、普段は見ることのできないロボットの裏側も紹介する予定だ。

 ASIMOによる実証実験は、7月3日から8月2日までの平日(7月15日の祝日は実施、7月29日は除く)に同館3階の常設展示フロア「未来をつくる」のロボットステージで行われる。

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