「重低音&タフ」のヘッドフォン「XXシリーズ」にDJモデルなど5製品が登場
JVCが「XX(XTREME XPLOSIVES)シリーズ」の新製品5モデルを発表した。DJモデルやスマートフォン対応モデルも用意。
JVCケンウッドは7月3日、JVCブランドの新製品として、「重低音&タフ」をコンセプトとするヘッドフォン「XX(XTREME XPLOSIVES)シリーズ」の新製品5モデルを発表した。
HIP HOPなど適した重低音とアウトドアでの使用に耐える耐久性を追求したストリート系のヘッドフォン。先に米国で発売され、人気を博した「米国逆輸入モデル」でもあり、国内では2011年から販売している。新製品では、ドライバーユニットを新設計したほか、新たに大口径のDJモデルとスマートフォン対応モデルをラインアップしている。
「HA-XM30X」は、シリーズ最上位となるDJモデル。片耳モニターが可能なフリップアップスタイルに対応し、コードも“片出し”となっている。新設計の57ミリ径ネオジウムドライバーに加え、ユニット駆動時の背圧を調整するポート「エクストリームディープバスポート」を装備。独自の音響構造により、「パワフルでキレのある重低音再生を実現した」(同社)という。インピーダンスは46オーム、感度は113dBとなっている。
もちろんDJモデルでも“タフさ”は変わらない。ステンレス製のヘッドバンドにラバー製のヘッドパッド、さらにエラストマー素材のラバープロテクターを採用し、アウトドアの使用でもハウジングをしっかりとガードする仕組みだ。本体重量は約422グラム。価格はオープンプライスだが、店頭では1万円前後になる見込みだ。
「HA-XM20X」は、50ミリ径のネオジウムドライバーを搭載したスタンダードモデル。遮音性に優れたオーバーイヤータイプだ。また、コード部にスマートフォンのハンズフリー通話や音楽再生時のリモート操作に対応したコントローラーを備えたバリエーションモデル「HA-XMR20X」もラインアップ。切替スイッチ付きで各社のスマートフォンに対応する。
インピーダンスは32オーム、感度は107dB。本体重量は約318グラム。価格はオープンで、店頭予想価格はHA-XM20Xが6000円前後、HA-XMR20Xは7000円前後となっている。
「HA-XS10X」は、40ミリ径ドライバー搭載したエントリーモデル。イヤーカップは新製品で唯一オンイヤー型で、重量も約158グラムと軽めだ。同じくスマートフォン対応の「HA-XSR10X」もラインアップしている。
インピーダンスは32オーム、感度は106dB。店頭価格は、HA-XS10Xが4000円前後、HA-XSR10Xは5000円前後を想定している。
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