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コストパフォーマンス抜群のマルチプレーヤー、OPPO「BDP-103JP」野村ケンジのぶらんにゅ〜AV Review(2/2 ページ)

米OPPOのユニバーサルプレーヤーが日本仕様へと生まれ変わり、同時に大幅な値下げを実施した。今回は「BDP-103JP」を取り上げ、その特長を紹介していこう。

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 このほか、iOS/Android用のリモコンアプリも用意されていて、スマホから手軽に操作できる。こういった部分の便利さも、OPPO製品の魅力の1つといっていいだろう。

iOS版「OPPO Remote」の画面。プレーヤー操作はもちろん、ネットワークサービスのダイレクトボタンも用意している

 音質面ではESS製DAC「ES9018」を搭載した上位機「BDP-105JP」にはかなわないものの、オーディオプレーヤーとして十分に使えるレベルに仕上げられている。メリハリの良い、躍動的で表現に秀でたサウンドを聴かせてくれる。クラシックなどを聴いても、スケール感はしっかりしているし、各楽器の細やかなニュアンスもしっかり伝わってくるので、演奏がリアルに感じられる。解像度感やSNではBDP-105JPにゆずるものの、BDレコーダーやDVDプレーヤーなど、一般的なビデオプレーヤーとは一線を画すレベルにあることは確かだ。


外形寸法は430(幅)×311(奥行き)×79(高さ)ミリ、重量は4.9キログラム

 このようにBDP-103JPは、単なるBDプレーヤーではなく、マルチメディアセンターとしての多機能さと、音楽コンテンツを積極的に楽しみたくなる良質サウンドを併せ持つ、完成度の高い製品といえる。自宅のAVシステムに不満のある人は、まずBDP-103JPを導入して、手軽で大きなステップアップを行ってみてはいかがだろうか。

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