4K/8Kに注目、「CEATEC JAPAN 2013」は10月1日から
CEATEC JAPAN実施協議会は、10月1日に開幕するIT・エレクトロニクス総合展示会「CEATEC JAPAN 2013」の開催概要を発表した。
CEATEC JAPAN実施協議会は、10月1日に開幕するIT・エレクトロニクス総合展示会「CEATEC JAPAN 2013」の開催概要を発表した。14回目を迎える今回は、出展者数が587社/団体と昨年(624社)より減少しているものの、展示小間数は2339と微増(前回は2288小間)。海外からは19の国と地域から163社/団体が参加する。
既報の通り、今年の開催テーマは「Smart Innovation―明日の暮らしと社会を創る技術力」。CEATEC JAPAN実施協議会の佐々木則夫会長は、昨今の為替相場やアベノミクス“第3の矢”といわれる成長戦略、そして2020年の東京オリンピック開催決定などを挙げ、日本経済に明るさが見えていると指摘。CEATECを「新しいIT/エレクトロニクス業界の活力を感じられる場」とした。
会場となる幕張メッセは、電子部品やデバイスを紹介する「キーテクノロジステージ」(1〜3ホール)と、4Kテレビやスマート家電など暮らしをテーマにした「ライフ&ソサエティステージ」(4〜6ホール)と大きく2つに分かれる。また6ホールにはスマートモビリティやスマートハウスの提案と体験の場として特別展示「Lifestyle Innovation」を設ける。7/8ホールは、昨年に続いてスマートモビリティの走行デモと試乗エリアだ。トヨタやホンダのパーソナルビークル試乗会、日産の自動走行デモなどが予定されている。
会期中には合計134のセッションが行われる。初日の基調講演には東芝の佐々木則夫副会長やシャープの奥田隆司会長が登壇するほか、午前中には家電メーカー各社や放送・通信事業者が参加するパネルディスカッション「始動!4K/8K時代」が予定されている。「話題性の高い注目カンファレンス」(主催者)だ。
CEATEC JAPAN 2013の会期は、10月1日(火)から10月5日(土)までの5日間。このうち1日(火)は招待日、3日(水)〜4日(金)が通常の公開日で、最終日の10月5日(土)は無料公開日だ。入場料は当日登録で一般1000円/学生500円だが、公式Webサイトで事前登録を行えば無料になる。
関連キーワード
CEATEC 2013 | 協議会/コンソーシアム | 家電 | 展示会 | 4Kテレビ | スマート家電 | アベノミクス | 通信事業者 | 大人の科学 | パネルディスカッション | スマートハウス | 東京オリンピック
関連記事
- 「CEATEC JAPAN 2013」の概要発表、基調講演に東芝とシャープ
CEATEC JAPAN実施協議会が「CEATEC JAPAN 2013」の開催概要を発表した。基調講演には、東芝の佐々木則夫副会長、シャープの奥田隆司会長、オービックビジネスコンサルタントの和田成史社長が登壇する。 - 4Kテレビのコンテンツ問題は解消した――「CEATEC JAPAN 2012」総括(前編)
「CEATEC JAPAN 2012」で注目を集めた4Kテレビ。ネイティブコンテンツがないことを疑問視する声もあるが、AV評論家・麻倉怜士氏によると「コンテンツ問題は解決した」という。今年も注目の展示を含め、詳しく解説してもらった。 - フルデジタルスピーカーに見た“日本のモノづくり”――「CEATEC JAPAN 2012」総括(後編)
エコカーやスマート家電など、テレビ以外の話題も多かった今年の「CEATEC JAPAN」。その中でAV評論家・麻倉怜士が注目したのは、クラリオンのフルデジタルスピーカー。以前から聴いてきたという麻倉氏は、クラリオンの発表をどう見たのだろうか? - 4K時代の到来を予感させる「CEATEC JAPAN 2012」開幕
世界最大級のエレクトロニクス総合展示会「CEATEC JAPAN 2012」が開幕した。大手家電メーカー各社が4Kパネル搭載のテレビやディスプレイを展示している。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.