独創的な“ハイブリッド”イヤフォンからアンプ内蔵ポータブルヘッドフォンまで――オーテク「SONIC FUEL」に4つのニューフェース(2/2 ページ)
オーディオテクニカが秋冬の新製品を発表した。海外市場を意識したデザインとライフスタイル提案をコンセプトとする「SONIC FUEL」シリーズにもユニークな製品が仲間入り。
アンプ内蔵ポータブルヘッドフォン「ATH-OX7AMP」
「ATH-OX7AMP」は、ハウジング内にヘッドフォンアンプを内蔵したオンイヤー型ヘッドフォンだ。40ミリ径のドライバーには大きめのマグネットを採用し、アンプとの組み合わせで「音場の広い、クリアな音」を再生するという。
入力はスマートフォンなどとの組み合わせを想定した3.5ミリのステレオミニ(アナログ)。電源には単四形乾電池1本を使用する。また、ヘッドフォンアンプをオフにしてパッシブなヘッドフォンとしても利用可能。その際、音声信号がアンプ回路を経由しない「True Bypass」機能も備えた。
もう1つの特長が、シンプルでスマートなヘッドバンドだ。「通常のヘッドフォンは頭の上と左右の3点で支持するが、ATH-OX7AMPでは全体で支える。安定性が高く、軽く感じる」(同社)。なお、会場で試着した坂井さんは、「カチューシャみたい」とコメントしていた。
コードは着脱式で、通常の1.2メートルコードに加え、スマートフォンの操作やハンズフリー通話が行えるコード(4極プラグ、1.2メートル)が付属する。実売想定価格は3万円前後で、11月15日に発売する予定だ。
このほか、オンイヤー型のスタンダードモデルとして、「ATH-OX5」(2万円前後)もラインアップした。ATH-OX7AMPと同じスマートフォルムヘッドバンドとともに、外側から見るとブラックやレッド一色となるカラーリングも特長だ。ドライバーは40ミリ径で、コードは着脱式。スマートフォン用コードも付属する。
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