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パナソニック、尼崎のPDP第5工場を売却
パナソニック プラズマディスプレイは、兵庫県尼崎市にあるPDP第5工場(P5)の売却に向けた手続きを行う。建物は流通加工工場として活用される。
パナソニック プラズマディスプレイは3月27日、兵庫県尼崎市にあるPDP第5工場(P5)の売却に向けた手続きを行うと発表した。今後、同工場の建物は流通加工工場として活用される。
敷地の所有者である兵庫県 企業庁、尼崎市、関西電力およびP5の活用計画を有するセンターポイント・ディベロップメントの5者で基本合意した。対象となる工場の延べ床面積は27万平方メートル。建物と用地のSPCへの売買時期は、平成26年9月末を目標とする。CPDは、流通加工工場を複数のテナントに賃貸する方針で、1000人から2000人の雇用を創出する見込みだ。
パナソニックは、2013年10月末にPDP生産からの撤退を正式発表。尼崎のPDP第3〜第5工場は2014年3月末に事業活動を停止するとした。
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