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4Kテレビの認知度は7割、関心がある人は3割――シード・プランニング調査
シード・プランニングがテレビのニーズ調査結果を発表した。4Kテレビの認知度は7割。既に使用している、あるいは体験したことのある人を含め、3割が関心を寄せている。
市場調査とコンサルティングを手がけるシード・プランニングは4月2日、テレビのニーズ調査結果を発表した。20代から60代の男女各100人(合計1000人)を対象にWebアンケートを実施。4K/8Kの認知や関心の有無、スマートテレビが実現するサービスなど今後の方向性を探った。
テレビのネット接続率は、2011年1月調査で23.4%だったのに対し、今年1月は25.6%と大きく進んでいなった。ただし、家庭内の無線LAN使用率は57.8%に達しており、家庭内でネット利用が活発化する環境が整いつつあるという。
一方、4Kテレビの認知度は7割。既に使用している、あるいは体験したことのある人を含め、3割が関心を寄せているが、「知っているが関心がない」も4割を超えたという。また現状のテレビ画質に満足している人が全体の9割を占めていた。
スマートテレビについては、利用意向を持っている人が4割程度。ネットワーク機能やサービスを使いたいと思わない理由は、性別や年代を問わず「テレビは番組が見られれば十分」「面倒」「テレビを見ない」が多かった。
スマートテレビのサービスの中で関心が高かったのは、1位が「話題の映画や見逃した番組を見たいときに見られる」、2位は、「家庭内の家電のオン/オフや消費電力を管理できる」、3位は「離れて暮らす家族や知人の安否を確認できる」だった。
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