第5回「ポタフェス」開幕、注目の新製品と参考展示を一気にチェック(3/3 ページ)
東京・秋葉原で「第5回ポータブルオーディオフェスティバル2014 in 秋葉原」が開幕し、小雨がパラつく天気の中で熱心なポータブルオーディオファンが朝から詰めかけた。会場の雰囲気と注目の展示品を紹介していこう。
マクセルは「mマーク」のニューフェース
マクセルブースでは「m」マークの付いた現行ラインアップだけを並べていたが、担当者に「未発表の製品はないか」とたずねると裏の方からカナル型イヤフォンが1つ出てきた。
こちらの新製品、8月に発売する予定で型番は「RF800」になる見込み。現行の「RF500」とドライバーなどは共通ながら、アルミと樹脂を組み合わせたハイブリッドタイプのハウジングを採用して同社のうたう“ルーミーフラット”を強化している。なお、製品版ではケーブルが黒になるほか、ハウジングトップのシルバー部分に「mマーク」が入るという。価格は未定。
TDKがワイヤレスヘッドフォンをリニューアル
TDK Life on Recordでは、3機種のヘッドフォンを参考展示。いずれも40ミリ径ドライバーを搭載したオーバーイヤータイプで、スマートフォン対応のリモコン付きモデル、Bluetooth対応のワイヤレスモデル、そして“Kleer”(クリアー)採用のワイヤレスモデルをラインアップした。Kleerは、2.4GHz帯を使った無線伝送方式で、音源を非圧縮のまま伝送できるのが特徴だ。
いずれも今月末には発表予定で、8月頃の発売を予定している。価格はKleerモデルが1万6000円前後、Bluetoothモデルは1万円前後、スマートフォン向けの「TH-ST560S」は6000円前後になる見込みだ。
Phasemation「EPA:007X」
Phasemationのヘッドフォンアンプ「EPA:007」がリニューアルして「EPA:007X」になる。変更点は、ヘッドフォンのバランス接続をサポートすること。従来は6.5ミリ標準ジャックの2系統出力だったが、“X”では3ピンのバランス端子も利用できるようになる。また電源部も強化しており、「音に厚みが出た」という。8月〜9月に発売予定で、価格は12万6000円前後になる見込みだ。
「第5回ポータブルオーディオフェスティバル2014 in 秋葉原」は6月29日(日)まで。会場は住友不動産秋葉原ビル“ベルサール秋葉原”で、開場時間は11時〜18時となっている。
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