マクセル、厳しい環境に強いポータブルBluetoothスピーカー:NFCにも対応してます
充電池を搭載したポータブルスピーカーは持ち歩くことが多くなるので、多少の厳しい環境には耐えてほしい。そう思う人にお薦めのスピーカーが日立マクセルから登場する。
日立マクセルは2014年8月21日、ポータブルスピーカーの新製品「MXSP-BTS150」を発表した。8月29日に発売の予定。価格はオープンで、想定実売価格は7800円前後(税別)。
水周りやホコリが多い場所、高温なところなど、厳しい環境に強いところが特徴。IPX5相当の防水性能(あらゆる方向から水を強く噴き付けても耐える)と、IP5X相当の防じん性能(粉じんの中に8時間置いても問題ない)を備えるほか、同社の試験では気温0度から気温50度までの環境に耐えるという。さらに、スピーカー本体の周りにラバーを貼り付けており、約1.2メートルの高さから落としても問題ない。
本体背面に搭載したパッシブラジエーターも特徴の1つだ。低音を増幅し、ポータブルスピーカーながら迫力ある低音を再生する。
無線通信機能としてBluetooth 3.0 + EDRに対応し、スマートフォンやポータブルプレイヤーから無線通信で音声データを受け取って再生できる。対応プロファイルはA2DP、AVRCP、HFP、HSP。コーデックはSBCに対応する。通信距離は約10メートル。NFCにも対応しており、対応機器をスピーカー本体に触れさせるだけでBluetoothのペアリングが完了する。
無線通信機能のほかに、3.5ミリステレオミニ端子を備えており、ケーブルで接続することで音声を再生できる。
電源は内蔵充電池。連続再生時間は約6時間。充電には付属のUSBケーブルを使う。充電時間は約2.5時間。外形寸法は約114(幅)×約63(高さ)×約60(奥行き)ミリ。重量は約270グラム。付属品は3.5ミリステレオミニプラグケーブル、充電用USBケーブル、取扱説明書。
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