ビームスピーカー8基を搭載! ヤマハから台座型テレビ用サラウンドシステム「SRT-1000」が登場
ヤマハは、テレビ用サラウンドシステム「SRT-1000」を9月上旬に発売する。独自の「デジタル・サウンド・プロジェクター技術」を採用した。
ヤマハは8月22日、テレビ用サラウンドシステム「SRT-1000」を発表した。9月上旬に発売する予定で、価格はオープンプライス。店頭では4万円前後になる見込みだ。
780(幅)×370(奥行き)×77(高さ)ミリの台座型スピーカーシステム。MDF材による筐体は、前面の上部にはカッティングを施して圧迫感を軽減しつつ、天面に施されたヘアラインウッド加工と合わせて上質なデザインを目指した。耐荷重は40キログラムで、47V型まで(足の形状によって55V型も可)のを載せることができる。
台座型システムは各社から登場しているが、SRT-1000の特徴はヤマハ独自の「デジタル・サウンド・プロジェクター技術」を採用していること。前面には28ミリ径のビームスピーカーを8基並べ、ビーム化した音を壁に反射させてリアルなサラウンドを実現するという。ほかにフロントL/Rチャンネル用の40×100ミリ楕円(だえん)形スピーカー2基、および底面に85ミリ径サブウーファー2基を配置している。実用最大出力は合計136ワット。キャビネットにはバスレフ共振ダクトを装備した。
入力端子は光デジタル2系統、同軸デジタル1系統、アナログRCA。別売のアクティブサブウーファーを増設するためのSW出力も設けた。さらにBluetoothもサポートし、スマートフォンやタブレット端末から楽曲のワイヤレス再生も可能だ。リモコンが付属するほか、同社製アプリ「HOMNE THEATER CONTROLLER」(iOS/Android)で操作できる。
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