それは想定外!――完成品の「Robiジュニア」からトミカ「首長竜搬送車」まで:クリスマスおもちゃ見本市2014(2/2 ページ)
年末商戦に向け、玩具メーカー各社が新製品を披露する展示商談会「2014クリスマスおもちゃ見本市」が開幕。新作玩具を中心にピックアップした。
一方、Robiジュニアはよく話す。Robiの内蔵フレーズが約200だったのに対し、ジュニアは約1000フレーズ。「カレンダー機能」を搭載し、季節や日時にあった言葉や歌を選択できる。例えば12月25日には「今日はクリスマスだね」などと話し、正月には「年の始めのためしとて……」と歌ったりするという。もちろん声はRobiと同じだ。
外観も少し異なる。「Robiは6歳という設定だが、ジュニアは約4歳と幼い。このため全体的に丸みを帯びている」(同社)。残念ながら「権利元監修中」のため撮影はできなかったが、確かに少し幼児体型に見えた。
星座絵が好きな人に
セガトイズは、家庭用プラネタリウム「HOMESTAR」(ホームスター)の新製品として、「HOMESTAR Lite 星座絵コレクション」を紹介している。現行のLiteに「夏の星座絵」「冬の星座絵」という2つの原板をバンドルしたバリエーションモデルだ。
本体カラーは光沢ホワイトのみ。価格は4800円(税別)で、2015年1月発売予定。残念ながらクリスマスには間に合わないようだ。
想像上のトミカも
人気の乗用車から過去の名車、働く車まで、とにかく幅広いラインアップを誇る「トミカ」。今年の新作には、今まで以上にマイナーな車種が追加されていた。例えばスズキ キャリイをベースにした「ケバブ移動販売車」。中にはちゃんとケバブが立っており、手動だが回すこともできる。ただ、全体を均等に削っていくケバブのリアリティーにこだわったためか、「回しても同じようにしか見えないのが難点」(同社)という。
なお、その横には同じくキャリイベースの「アイスクリーム移動販売車」もあった。価格はどちらも450円(税別)で、11月16日発売予定だ。
もう1つ。「首長竜搬送車」は、その名の通り、トレーラーの荷台に首長竜が鎮座しているミニカーだ。実は以前、恐竜ブームにのって「ティラノサウルス搬送車」を販売したことがあり、意外と好評だったため、パンダが来日したときには「パンダ搬送車」を売り出すなど密かにシリーズ化(?)していた。そして、「これまで以上に迫力のある搬送車を作ろう」と企画されたのが「首長竜搬送車」だという。たしかに迫力満点。首長竜のヒレは可動式で、トレーラーから取り外して遊ぶこともできる。
「首長竜搬送車」はクリスマス直前の12月21日に発売予定だ。価格は900円。
関連記事
- 「あなたの心を読み取ります……」心の動揺を感知するおもちゃが登場
警察には「ウソ発見器」というものがあるらしいが、簡単に人間の心の動揺を読み取れたら面白いだろう。それを可能にするおもちゃをタカラトミーが開発した。 - 僕にも運転ができる!! 「NAVITIME」を内蔵したタカラトミー「ぼくのカーナビドライブ」が登場
1980年代に一世を風靡(ふうび)したトミーの「ドライビングターボ」が「NAVITIME」を内蔵して装いも一新、「ぼくのカーナビドライブ」として生まれ変わった。最新モデルの性能や、いかに!? - 「虹を自由に出したいな」――はい、「ホームレインボー」
テンヨーは、家庭用“虹”発生器「ホームレインボー」を7月下旬に発売する。晴れた日に使えば、子どもでも確実に虹を作ることができるという。 - お先に商用化しちゃいます――時速650キロ相当で走る「リニアライナー」をタカラトミーが開発
タカラトミーが開発した「リニアライナー」は、磁力で本体を浮上させ、高速で移動する本格的なリニアモーターカー。本物より先に“玩具”として商用化されそうだ。え、未来の車も? - 水で描いた線路の上を新幹線が走る! 新しい形の鉄道玩具をパイロットインキが開発
鉄道関連のものは子供のあこがれの対象になることが多い。そういう子供に向けた鉄道関連のおもちゃもかなりある。パイロットインキは電車の進路を自由に描ける新しい形のおもちゃを披露した。 - 高級感あり、メタリックなガンダムとザクを組み立てる“パズル”
テンヨーは、「東京おもちゃショー2014」で「メタリックナノパズル プレミアムシリーズ」の新製品、「ガンダム」と「ザク2」を披露した。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.