ソニー、NFC/Bluetooth対応の小型コンポ「CMT-SBT40」を発売:お手ごろ価格でBluetooth対応
普段はCDやラジオを聴くが、スマートフォンに入っている楽曲も再生したい。機器の値段もなるべく抑えたい。そういう要望に応える製品が登場する。
ソニーは2014年9月5日、CDプレイヤー内蔵小型コンポの新製品「CMT-SBT40」を発表した。10月18日に発売の予定。価格はオープンで、実売予想価格は2万円前後(税別)。本体色はホワイトとシルバーの2種類。
本体と2つのスピーカーに分離できる。スピーカーは横置きもできる。横置きにすると、本体とスピーカーの高さが揃って、天面がフラットになる。
最大の特徴は、実売2万円前後という低価格で、CD、ラジオ再生機能に加えて、Bluetoothの無線通信機能を搭載したことだ。対応するスマートフォンや携帯型音楽プレイヤーに入っている楽曲データを受信して鳴らすことができる。Bluetoothのバージョン番号は4.0で、A2DPプロファイルとAVRCPプロファイルを利用できる。コーデックはSBCのみに対応する。
Bluetoothに加えて、NFCにも対応している。対応スマートフォンを本体に触れさせるだけでBluetoothのペアリングが完了する。
最大出力は50ワット(25ワット+25ワット)。スピーカーには57ミリ径のコーン型トゥイーターと、95ミリ径のウーファーを搭載する。
内蔵するCDプレイヤーは、通常のCD-DAに加えて、MP3を収録したディスクも再生できる。CDプレイヤーから楽曲をUSBメモリに保存することも可能だ。本体のUSB端子にUSBメモリを挿し、CDをトレイにセットすればCDの楽曲をUSBメモリに保存できる。保存フォーマットはMP3(128kbps)だ。
CDプレイヤーやアンプを内蔵する本体の外形寸法は170(幅)×222(奥行き)×132.5(高さ)ミリで、重量は1.4キロ。スピーカーの外形寸法は132.5(幅)×207(奥行き)×214(高さ)ミリで、1つ当たりの重量は1.7キロ。
関連記事
- NFCでワンタッチペアリング:JVCケンウッド、Bluetooth対応の小型コンポ「K-505」を発売
「きれいな音でCDを再生できて、普通にラジオが聴ければそれで満足」。こういうユーザーがまだまだ多いのは確かだが、時代は確実に移り変わっている。JVCケンウッドは小型コンポにBluetooth通信機能を搭載した製品を発売する。 - ハーマン、国内初の直営店舗「HARMAN store」を東京ミッドタウンにオープン
ハーマンインターナショナルが初の直営店「HARMAN store」を東京・六本木にある「東京ミッドタウン」3階にオープンした。JBL、AKGなど4ブランドを扱う。 - 編集Tの気になる一品:思わず肩で担ぎたくなるBluetoothスピーカー「KMC 3」をブリブリ鳴らしてみた
クリプシュの「KMC 3」は、ラジカセサイズのBluetoothスピーカーだ。この大きさと重量感から出てくるサウンドにも期待で胸が膨らむ。さて結果はいかに…… - スマホの音をコンポで:パイオニア、Bluetooth対応CDコンポ「X-SMC01BT」「X-CM32BT」
パイオニアがCDコンポ2製品を発売する。Bluetooth通信機能を搭載しており、スマートフォンや携帯音楽プレーヤーの音も再生できる点が特徴だ。 - パナソニック、NFCとBluetooth対応でスリムなコンポ「SC-HC39/HC29」
パナソニックは、NFCによりワンタッチでBluetooth設定できるステレオシステム「SC-HC39」および「SC-HC29」を5月23日より発売する。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.